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2011年12月30日

【明治ブルガリアヨーグルトのパッケージは何を残して、何を変えたのか?】

【明治ブルガリアヨーグルトのパッケージは何を残して、何を変えたのか?】

昨日の投稿を見て
「パッケージはバンバンリニューアルしたらいいんだ」と思った貴方へ。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120163565.html
実はそうでもないんです。
ある一定の規則を守る必要があります。

おはようございます。松浦 陽司です。
今日から年末休暇に入りました。
ゆっくり過ごしたいと思ってます。

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100年の歴史を持つ赤玉スイートワイン
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11101127035.html

☆☆☆

昨日は明治ブルガリアヨーグルトが22回もパッケージリニューアルした話をしました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120163565.html
だからと言って、バンバン、リニューアルしたらいいってもんではないんです。

1991年から明治ブルガリアヨーグルトのデザインに関わるフミ・ササダ氏は語ります。
「ブランド資産価値を残しながら、時代に合わせてデザインをアップデートしていくことです」


フミ・ササダ氏が関わる直前


フミ・ササダ氏が関わった直後

定番商品もほおっておいたらユーザーが年を取り、やがて消えます。
若い人、新しいユーザーを取り込むために、パッケージリニューアルが必要です。
(もちろん、味のリニューアルも必要です)

フミ・ササダ氏がこのリニューアルで意識したことは「ブランド資産価値は残す」ということ。

具体的には
●健康的な青と白、そしてロゴは残す。
それ以外は変えてもいいということです。

なぜ、ゴロっと変えなかったかと言うと、今のお客さまのためです。
全くイメージを変えてしまうと、「あれ?明治ブルガリアヨーグルトじゃないのかな?」と思われてしまいます。
既存のお客様を失ってしまいます。

既存ユーザーが感じる「明治ブルガリアヨーグルト」らしさは絶対に残さないといけなかったのです。

何を残して、何を変えていくのか?
ロングセラーを創るパッケージマーケティングでは非常に重要です。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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