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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【「売り切れる商品」と「売れ残る商品」の差を生む視点の違いとは?】~山梨の人気産直市の売れ残りから学ぶ~
2019年09月16日

【「売り切れる商品」と「売れ残る商品」の差を生む視点の違いとは?】~山梨の人気産直市の売れ残りから学ぶ~

<世の中には2つの商品がある>

それって、何だと思います?

結論から言うと

1)自社視点
2)顧客視点

この2つの商品だってことだと思います。

<山梨の超人気と言われる産直市に行ってきました>

・・・とは言っても、残念ながら閉店間際にしかいけなかったんです。
棚はほぼがらんどう状態になっており、
商品はあまり残っていませんでした。
ほぼ、売り切れていたのですね。
まあ、当たり前なんですが、仕方ない。

<売り切れている商品と、売り切れてない商品がある>

商品がガラガラなんで、
もちろん、売り切れている商品がある。
・・・というか、殆どの商品が売り切れている。

でも、・・・といいながら、
なぜか大量に残っているものがある!
それはなんだ?

それは「ゴボウ」でした。
めちゃめちゃ、大量に残っている。
なぜだ?
高すぎるのか??

<パッケージ入り数と値段を検証>

よく見ると、4~6本入ってるぞ!
しかも、安い!
これで300円(税抜)って?
なんで売れ残っているの?

平均で5本で、1本あたり60円って安くない?
買わなきゃ損じゃない?

ボクが思うに、これは視点が違うから。

それが冒頭に言った

1)自社視点
2)顧客視点

って、二つの視点。

まず、1)自社視点。

たぶん、生産者さんは
「売れないから、もっと売れるように、
大量に入れよう、安くしよう。
これで売れない訳がない」って感じ。

そして、2)顧客視点。

ところが、お客さんは
「新鮮で安いのは魅力的だけど、
家族で食べるから、食べきれる量でいいの。
ゴボウなら、1~2本でいいんだけど」

こんな感じ。

<「売り切れる商品」と「売れ残る商品」の差を生む視点の違い>

そう、
お客様視点なんです。
まるで、視点が違うんです。

1)自社視点
2)顧客視点

視点の違いだけです!

<勝手にコンサル、リニューアルを考えるなら>

ボクならこうするな。

もともとが5本入り300円(税抜)だから、
1本あたり60円か。

例えば
パッケージ入り数を「1本」にしちゃいましょう!
値段は100円でいいんじゃないかな。

手間はかかるけど、利益率もいいし。
なんせ、お客さんが喜ぶ!

きっとそれで売れるんじゃないかな。

<商品がいいのに売れないのは、経営者の怠慢>

「うちのは旨いんだけど、売れない」っていう経営者は残念ながら多く居ます。
でも、それは経営者の怠慢でしかすぎません

きちんと、
伝える努力!
伝わるパッケージにしないとね♪

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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