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HOME > BLOG > 日常ブログ > <人は旨さ、不味さは理解できない>~何を飲むかより、誰と飲むか、どこで飲むか~
2019年03月9日

<人は旨さ、不味さは理解できない>~何を飲むかより、誰と飲むか、どこで飲むか~

あなたは5000円のワインと、100万円のワインの違いを分かりますか?
芸能人格付けチェックにいつも出てくるこの話題。
ボクは無理っす。

でも、生ビールと、発泡酒ならわかるかな?
それはさすがにねー。

おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

ホント、思うんですよね。
何を飲むかじゃないですね。
誰と飲むか、どこで飲むかが大事!

昔の話です。
経営者仲間の4人で、ニッパチ居酒屋に行きました。

ニッパチ居酒屋なんで、全部280円です。
だから、びっくりしたこと。
メニューに値段が書いてないんですね。
全部、280円だから。

最初に
「お飲み物は何になさいますか?」
当然の
「生中ビール4つ」
・・・と言いそうなときに!
ボクは気づいてしまったんです。

メニュー表には
生大
生中
・・・びっくりすることに、同じ値段だ!!!

「ちょっと、待って!」
そう叫び、4人を制止する。
「生中より、生大がお得ですよ!だって、同じ280円だから」

そう言うと、4人ともが
「じゃあ、生大」と頼んだ。

出てきたビールは、かなりのビッグサイズ!
「マジでーーーー!これで同じ値段なの?」
「ニッパチ居酒屋、サイコーーー」
「おかわりー」
そんな風に言い合いながら飲んでました。

最初の4人はだいたい2杯目に。
もちろん、「生大」っす。

そこに遅れてやってきたIさん。
Iさんは
「とりあえず、生中」と頼もうとしてました。

ボクは止めました!
「Iさん、ここはニッパチ居酒屋なんで、生中より、生大がお得なんですよ!」

そう言うと、Iさんは
「そうか」
と、生大に注文を変えようとした。

その時に、店員さんが言った一言が忘れられない!

「あ、お客さん!
生中は、生ビールです。
生大は、発泡酒です」

・・・ええええーーーー!!!
最初の4人は誰一人として気づいてなかった。
むしろ、「旨い」と思ってた

でもね。
そーらしいんです。
生中は、生ビール!
生大は、発泡酒!
そーなんです。

もちろん、ボクは気づいてなかったです。
発表酒も旨い。

でも、1杯半飲んだAさんとういう方が
「松浦さん、不味いんであげます」
と、半分飲んだ発泡酒をボクにくれたんです。

いやいやいやーーーー。
今まで、「旨い、旨い」言って飲んでた液体やん(笑)
でも、発泡酒だと知ったとたんに不味くなるらしい。。。

試しに後日。
違う人と同じニッパチ居酒屋へ。
おんなじことを試してみたけど、
今までは100%全員、10名以上試したけど
「この生大が280円なんて感激やな、旨い!」と舌鼓を打ちました。
誰もわかる人がいない(笑)

<人は旨さ、不味さは理解できない>
~何を飲むかより、誰と飲むか、どこで飲むか~
というお話でした。

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この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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