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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【ネーミングと商品の機能が全然違うのに、売れてるエステーかおりムシューダ(笑)】
2012年02月17日

【ネーミングと商品の機能が全然違うのに、売れてるエステーかおりムシューダ(笑)】

【ネーミングと商品の機能が全然違うのに、売れてるエステーかおりムシューダ(笑)】

「ネーミングは商品機能か?ブランドか?」で悩む貴方へ。
これは難しい問題ですが、まぁ、今日の記事をみてやってください。

おはようございます。
昨日は小林ゴールドエッグの小林真作社長とのW講演で燃えた松浦 陽司です。

☆☆☆

ブランド資産価値を活かしたリニューアル
ブルガリアヨーグルト
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120378392.html

☆☆☆

時代は変わってます。
少子化、高齢化、やかんよりレンジを持っている化、無臭より香り付きを好む化・・・

エステーさんは悩んでおりました。
「若い世代に受け入れられるようになるにはどうしたらいいのか?」

2009年秋、防虫剤市場で5割のシェアを占めるエステー。
しかし、「若者の防虫剤離れ」が続いていた。
このままでは誰も防虫剤を買わなくなってしまう!!

そこで目をつけたのが「香り」。
香り付き柔軟剤が流行って来たときでした。
香り付き防虫剤を開発したら売れるのではと思うのは当然。

しかし、ここでエステーさんは悩んだ。
「新しい商品名はどうしよう」

そこで登場したのが有名な鈴木喬社長です。
「かおりムシューダでいくぞ!」

当然、社内からは猛反発!
「香りつきなのに、ムシューダはおかしい!」
おかしな会議ですね(笑)
でも、それを鈴木喬社長は押しきっちゃいました(爆)

そしてついに誕生!
「かおりムシューダ」

 
2010年8月の発売以降、約200万個を売り上げる大ヒットを記録!
「無臭」が常識だった防虫剤にあえて「香り」をつけることで、新たな市場開拓に成功した。

すばらしいのが「ムシューダ」というブランド資産価値をきっちり残したところ。
このブランドは使わない訳にはいきません。
しかし、製品機能からいうと、ムシューダは・・・。
でも、鈴木喬社長は押し切ったのです。
この決断はトップにしかできない決断です(笑)

 

パッケージは親しみやすい女の子のキャラクター「かおりちゃん」を前面に出した。

これまでの防虫剤は機能性や増量をアピールするパッケージがほとんどでした。
「1年持ちます」とか「10%増量」とか「安い」とかです。
それじゃ、消耗戦ですよね。

かおりムシューダは「ほっとする癒やし系のイメージ」で、
香りによるリラックス効果をお客さんにイメージできるようにしたんです。
すばらしいパッケージマーケティングです。

もし私が勝手にコンサルできるなら?
このパッケージの色は決して採用しなかったでしょう。

実はデザイン界の色選びでこんな格言があります。
「ナマ赤、ナマ青禁止」
詳しくは草食系デザイナー米谷仁さんのブログに書いてます。
http://ameblo.jp/joker-yone4284/entry-11159207326.html

実はこの2種類のパッケージ、危険な色なんです。
安っぽく見えてしまいます。

でも、きっと狙ってこの色目にしたんでしょうね。
革命的です。
さすが、小松喬社長!
私には見えない先が見えていたんでしょうね。
あっぱれです。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。

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