中村文昭さん【16】 師匠の教え④ 今、できることをやれ
師匠の教え④ 今、できることをやれ
どん詰まりになっても、どんな窮地に立っても、やるべきことの2つや3つはあるもんです。それを「次のチャンスに」とか「明日に」とか先延ばしにしてはいけません。
「今やる!」のです。そしてやるからには「予想を超える」のです。
言いわけをしている暇があったら、今、できることをやったらいいんです。
一生懸命にやったらいいんです。
例えば、「ジュースを買ってこい」の上司の指示があったとします。
誰でもできますよね。
単純に、買ってくるだけなら、単なる作業です。小学生でもできます。
でも、それは「仕事」ではありません。「作業」です。
師匠の仕事と作業の違いを説明すると…
◆作業…言われたことだけやること。
◆仕事…言われた人の予想を超える仕事をすること。
「作業をするな!仕事をせえ!」というのが師匠の教えです。
せっかく仕事をするのであれば、一生懸命にやるのです。相手の予想を超えて、感動してもらうのです。これが、心に染みる顧客満足になるのです。
カテゴリー | 徳島経営研究会
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。