顧客の心に響くマーケティング パッケージ松浦

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

株式会社パッケージ松浦
徳島県徳島市丈六町山端10-1
ご相談・お問い合わせ

パッケージマーケッター松浦陽司のアカウント

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージを変えただけで売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ
BLOG

HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【アイソトニック飲料には何故、青いパッケージが多いのか?ポカリスエットとアクエリアスの関係】
2012年12月3日

【アイソトニック飲料には何故、青いパッケージが多いのか?ポカリスエットとアクエリアスの関係】

【アイソトニック飲料には何故、青いパッケージが多いのか?ポカリスエットとアクエリアスの関係】


おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

前回はコーラの圧倒的なブランドカラーの話をしました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11418032846.html

 

ポカリスエットも絶大なブランドカラーですね!
「ポカリと言えば青、青と言えばポカリ」くらいなイメージです。

実はポカリは、日本初のアイソトニック飲料。
最初は売るのに苦労したそうです。
なにせ、市場がないものですから。

地道な営業活動を繰り返し、長年かけて、ポカリの青を定着させました。
今や圧倒的なブランドカラーです。

では、後発メーカーはどうすればいいのか?
なす術はないのか?
いえいえ、そうでもありません。

実は一番手っ取り早いのが「似せる」ことなんです。
特に「色」です。

ポカリ=アイソトニック飲料=青
この図式を利用するのです。

ポカリ=アイソトニック飲料=青=アイソトニック飲料=アクエリアス
こんな感じです(笑)!

 

もう、アイソトニック飲料に「青」というイメージが付いているので、
後発メーカーはその「青」を利用したらいいんです。
他のアイソトニック飲料にも青が多いのはそのせいです。

これはずるい手段でもなんでもなく、真っ当なマーケティングであり、戦略です。

実はこういったアイソトニック飲料の種類が増えることで、アイソトニック飲料の市場自体が大きくなる効果もあります。
だから、ポカリもアクエリアスのお陰で市場が大きくなる訳です。
相乗効果もあるんですね。

この記事を書いた人

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です