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2009年09月9日

心にしみる顧客満足⑬ ~中村文昭さん~

【13】初めての皿洗い以外の仕事


このホテルの料理長はめちゃめちゃ怖い人でした。

仕事が遅い奴、サボる奴のことなんかはメチャメチャしばき倒す人で、みんなが恐怖におびえながら仕事をしていました。


ある日、とてつもなく忙しい日があり、料理長が怒り狂いながら叫びました。


料理長「野菜が足らん!」


みんな、動きが止まりました。だって、その日はとてつもなく忙しいんです。

野菜を買いに行かないといけないのですが、それで仕事が遅れたら殴られます。

買い物に行かなくても殴られます。

みんな内心は「だれか行ってくれないかな?」と思っていました。


しかし、その時に、ほんの少しだけ時間を取れる人がいました。

それは世界一の皿洗いの中村さんです。


料理長「だれか、野菜買うて来い!」

中村 「ハイ!」(0.2秒)


初めての皿洗い以外の仕事、それは「使いっ走り」でした(笑)


そして、「ハイ」と返事した以上、「しめしめ、予想を上回る仕事をしよう」と考え、中村さんは猛ダッシュで野菜を買いに行きました。


そして、予想よりはるかに短い時間で、汗だくだくで帰ってきた中村さんを見て、料理長はびっくり仰天です。「お前、足速いな!」


それから、中村さんのことを「サル」とあだ名をつけて、何か買い物がある度に、「おい、サルはいないか?買い物に行って来い」と頼まれるようになりました。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

10 件のコメント

  • 聖子 より:

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    怖い料理長…私は殴られる事はありませんでしたが、そのような料理長の下で働いた事があるのでイメージがわきます。しかし、どんな形であれ認められる事により自信や楽しみにも変わってくるような気がします。それが予想を上回る行動をとる良いサイクルに繋がっているように感じました。

  • SECRET: 0
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    >聖子さん
    作業…相手の予想通りのことをする
    仕事…相手の予想を超えることをする
    誰かに喜んでもらうことで、自分も嬉しくなりますね。
    そのために、相手の予想を上回る仕事をするというのは大切ですね。

  • ふぶき より:

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    やるべき事は即行動に移すことの大切さを感じます。それにはまず。日頃から多方面の出来ごとに関心を持ち考えていなければできないことです。毎日注意深く生活することを心がけていきましょう。

  • SECRET: 0
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    >ふぶきさん
    気づき→即実行が大切ですね。
    まず、気づく。
    気づいたら実行する。
    これが当たり前になると素晴らしいですね!

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    1回の感動でお客様はその人の、その会社のファンになります。相手の予想を上回る結果を作り出すには、本当に楽しむこと、がむしゃらに結果が出るまでやり続けることなんだなと思いました。

  • 矢野 より:

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    読みました。

  • おじゃる より:

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    依頼を受けた事をどのようにして、相手に返すか
    相手に喜んで貰えるにはどうしたらよいか?  常に自分の中でプラス1の思考を持つ。
    日頃の気づきを実行していきます。

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    >明石さん
    まずはあまり難しく考えずに『ほんの少しだけ予想を上回る』でいいと思いますよ。
    既成→別注
    ロット増提案
    元気な挨拶
    ハガキなどなど、できることからスタートですね!

  • SECRET: 0
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    >矢野さん
    コメント有り難うございます!
    明日もよろしくお願いします!

  • SECRET: 0
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    >おじゃるさん
    できない理由でなく、できる方法を考えて、顧客満足を高めていきましょう!

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