日乃出本店さんといえば「海越えてほめられに行け」のキャッチコピーでお馴染みの商品「ぶどう饅頭」がとっても有名です。
以前は「9本入」のパッケージが最小単位で販売されておりました。しかし、長引く不況でお土産自体を買わない人が増えたり、お土産市場が縮小していく中で伸び悩みます。

そこで日乃出本店さんが考えたのが「3本入」の発売でした。「9本入」の時はターゲットは旅行客や帰省客で、売り場はお土産物売り場でした。しかし、「3本入」ではターゲットも売り場も変わります。ターゲットは「個人客」「家族」になりました。

現在は核家族化、単身生活化ということもあり、より小さい単位の商品が望まれております。「3本入」の発売で、個人客や家族で食べるように選ばれるようになりました。そして売り場が変わります。パッケージを小さくしたことで、従来のお土産物屋ばかりではなく、スーパーなどが日常品として取り扱ってくれるようになったんです。

商品開発と言っても、もともとある商品のパッケージを小さくしただけです。この新商品開発で、新しい顧客を獲得し、そして新しい売り場を開拓できるんですね。

この「ぶどう饅頭3本入」は現在、年間15万袋くらい売れているヒット所品です！こちらの3本入りパッケージを、パッケージ松浦で手配させて頂いております！いつも有り難うございます。