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2018年02月5日

【売れない商品がネーミングを変えることで売れるようになる商品復活3つの事例】

おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

いやー、テニスの錦織圭さんがケガから復帰後の第2戦で優勝しました!
おめでとうございます!!

去年の8月に試合中で大怪我をして何ヶ月もラケットも握れない時があったのに。
あれから半年ちょっと、やっぱり、こうやって復活されるのってさすがです。

ところでボクの周りに「いい商品なんだけど、売れないなー」って商品があります。
実はこの商品が復活するために、すごい単純なのが「ネーミング変更」とそれに伴う「パッケージリニューアル」だったりします。

さて、パケマツが手がけて、見事復活を果たした3つの事例をここで紹介させて頂きます。

【売れない商品がネーミングを変えることで売れるようになる商品復活3つの事例】

<その1 ひじきの場合>


元々は「ひじき」としか商品名に記入してなかった。
めちゃめちゃもったいなくないですか?

いろいろ聞き取ると、せっかくの最大の特徴である「徳島産ひじき」が表現できていない。
・・・ということでネーミングリニューアルっす!


「徳島生まれの徳島の漁師によるとくしま漁連がおすすめするひじき」
だいたんに長い長いネーミングにリニューアルしました。
この品名にしたら、絶対に中国産じゃなくって「徳島産」って伝わるでしょう(笑)
パッケージリニューアルすることで、直後に2系列23店舗のスーパーと取引開始されました。
さらに道の駅、お土産物屋さんから電話がかかってくることも。
「あの、徳島ぎょれんさんのひじきを取り扱いたいのですが」
うん、徳島土産と勘違いされたみたいです(笑)。
おかげで販路開拓もできたそうです。

(さらに詳しくはこちら https://www.p-matsuura.co.jp/result/179.html )

<その2 焼肉のたれ>

もともと「焼肉のたれ」というどこにでもある品名でしたが、それでは他社商品と埋もれてしまう。
・・・というか、これは食欲減退色の青色をふんだんに使っているので、逆目立ちするかも(汗)
でも、味PRをしているのはたくさんあるので、「味以外でPRできないか」って考えたんですよ。

そこで近況インタビューすると、松本たか子会長のこんなコメントが。
「孫がな、今夜は焼肉じゃ、おばあちゃんのタレで焼肉じゃって喜ぶんよ」
そのストーリーが面白かったので、ネーミングに採用しました!


「今夜は焼肉じゃ」
そう、お孫さんのというセリフをそのまま頂きました!


ネーミングをセリフにすることで、より伝わりやすくなりましたね。


徳島新聞でも掲載されましたが、ネーミング&パッケージ変更で、売上6倍になって生産が追いつかないみたい。
嬉しい悲鳴です!

(より詳しくはこちら https://www.p-matsuura.co.jp/result/208.html

<その3 徳島県産こしひかり>

徳島県産こしひかりなんですよ。
だから普通にデザインすると「徳島県産こしひかり」になるんです。
でも「××産●●米」って山のようにあるじゃないですか。
・・・というか、お米って産地と品種しか書いてないものが多い。
もったいない!
そこで生産者の「武士が好き」という思いを込めてネーミングしました!


「武士の握飯米」
明らかに他のお米と違うでしょ?
「徳島県産こしひかり」よりもグレードが高そうでしょ(笑)
徳島マルシェで販売するも毎年完売しているそう!

(より詳しくはこちら https://www.p-matsuura.co.jp/result/10667.html

こんな風に、ネーミングが売り上げを左右することがある。
・・・いやいや、ネーミングが売り上げを決めるんですよ!
大復活の可能性ありです。

もし、あなたの手元にそんな商品があったら、パケマツに相談してくださいねー(笑)

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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