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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【「包」の語源を考える ~カルティエのタンクフランセーズを彼女にプレゼントする時~】
2012年03月10日

【「包」の語源を考える ~カルティエのタンクフランセーズを彼女にプレゼントする時~】

【「包」の語源を考える ~カルティエのタンクフランセーズを彼女にプレゼントする時~】

 
タンクフランセーズ(カルティエ)は女性ならめっちゃ喜ぶプレゼントです。

おはようございます。
パッケージは商品価値を高めたり、あるいは半減させたりもすると思っている松浦 陽司です。

今日のパッケージマーケティング記事はいつもとちょっと趣向を変えて真「包む」ということの語源を書いてみます。

「包」という文字は象形文字で、
「お母さんのお腹の中にいる胎児」を表しています。

お母さんが我が子を思う、
そんな優しい思いが込められているのです。

実は、この「包む」というのは日本独特の文化なんです。


欧米諸国などは、容器などに「入れる」という文化なんです。
そういえば、外国映画で出てくる野菜なんかは、全く包装されてないですよね。

 

本では商品などはもちろんですが、
御礼
の品を風呂敷に包んで渡します。
お祝いなどを袱紗(ふくさ)に包んで渡します。

これは「心を包んで渡す」という日本人独特の文化!
「つつましい」気持ちを表しているのです。

「包む」は、こういった日本独特の文化を大切にする。
そして、優しい思いを伝えていく役割があるんです。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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