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2012年05月17日

【ワンカップ大関 ONECUP OZEKI の時代への挑戦!パッケージ変更でロングセラーを生む】

【ワンカップ大関 ONECUP OZEKI の時代への挑戦!パッケージ変更でロングセラーを生む】

こんにちは。松浦 陽司です。
時代に合わせてパッケージも変わっていきます。

 

日本酒と言えば一升瓶などで売られるのが当たり前。
その常識を覆したのが「ワンカップ大関」です。

1964年に発売!
「瓶からお猪口に移すのが面倒、そのままコップで飲んで欲しい」
このようなコンセプトによる、パッケージ変更でした。

 

時代が便利なものを求めるようになっていました。
そんな時代にぴったりマッチしたんですね。

このコンセプトがお客さんに伝わって、定着するまでは大変だったようです。
しかも、この青地に白抜きのアルファベットのデザインはかなり斬新でした。

しかし、逆にこの「斬新なデザイン」が定着したお陰で、
パッケージを見るだけで
「あ、大関だ」という認知が高まったのです。


このデザインは発売当初から同じです。

「変えるものは、よりよく変える。
変えないものは、大切にする。
そのこだわりが、ワンカップ大関のポリシーです」

このようにホームページに記載されております。

時代に合わせてまるっきりパッケージを変えてしまった。
それで50年近いロングセラーを生んでいます。


しかし、デザインは一貫している。
「不易流行」を実践しているワンカップ大関ですね!

実は話に続きがあるんです。
変わらないといいながら、見えないところがちょっとずつ変わってるんです。
また明日に書きますね。

さて、ここで中小企業に置き換える勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナーです!

このように、しっかりと「ブランド」が認知されたものは
デザインを大きく変えることはタブーとされています。

ただし、新しい顧客を獲得するために、やはりちょっとずつ変えることが必要です。

商品にブランド力がちょっとずつ変える。


ブルガリアヨーグルトは22回もデザインチェンジしてます。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120163565.html

ブランド力がないなら、思い切って大幅に変えます。


おはようポテトが売上数倍に!
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11132636770.html

何はともあれ、中小企業も少しずつでも変化が大事ですね。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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