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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【毎年、即完売商品の秘密】~パッケージを〇〇化せよ~
2020年12月20日

【毎年、即完売商品の秘密】~パッケージを〇〇化せよ~

「どん兵衛」とか
「ガリガリ君」とか
ヒット商品の中には
「擬人化」されたネーミングが多いですね。

これは何故か?


「○○くん」「△△兵衛」…“人の名前”のような商品ネーミング、どんな効果?
(Yahoo!ニュースより)

簡単に説明すると

「擬人化した表現をすることで
消費者が親しみを感じるから」

ということなんだそうです。

そうなんですよね。

商品に親しさを持ってもらうためには
パッケージやネーミングを擬人化するといいのです。

徳島県で毎年、
販売直後に売り切れる
大人気のお米があります。

西地食品
「徳島県産あきさかり」です!

西地食品の吉永真由美さんと吉永昭二さんが
パッケージの相談にパケマツに来られました。


(2014年の画像)

この時に話をしてたのが

「ネーミングが
“徳島県産あきさかり”じゃ
面白くないよね」

これはその通り!
殆どのお米が
「〇〇県産+品種」というネーミング。

そこで昭二さんの趣味の話になりました。

昭二さんは小さい時から
2つ大好きなことがありました。

一つ目は「プロレス」
二つ目は「時代劇」

それで時代劇の方を
クローズアップして考えていきました!

昭二さん、もう意気揚々と
語ってくれるんですね。

「時代劇で武士が
握り飯2~3個入った
風呂敷を肩から掛けてね。

それを持って出かけた先で
握り飯食ってるの、
うまそうだなと
強く思うんですよ」

その思いを聞いて
開発したパッケージがこちら!

じゃーーーん!

「武士の握飯米」

ねーーー!
なんか、圧倒的に他のお米と
違うオーラが出てるでしょ(笑)

吉永昭二さんの
武士の姿をイラスト化!

西地食品さんは歴史があったので

「文政六年創園、時を超える想い」

と伝えると共に

「自然を愛する武士が草ぼうぼう、
虫だらけの田んぼで育てた、
虫から守り抜いたお米」

と説明文も添えました。

ネーミングを武士で擬人化!
パッケージにキャラクターも添えて、
さらに親近感が出たんです。

このパッケージで
毎年、販売直後に完売する
人気商品になったんです。

商品に親しさを持ってもらうためには
パッケージやネーミングを擬人化するといいですね!

後日談。。。

徳島マルシェにて
吉永夫婦が「武士の握飯米」
販売するという情報を得て
パケマツの桑原さんが見に行ってくれました。

その時の様子を
桑原さんはこのように語ってくれました。

「吉永昭二さん、
プロレスラーの格好して販売してました」

・・・そこは武士の格好してて欲しかったな(笑)

西地食品有限会社

徳島県阿南市新野町谷口121
http://nishiji-foods.shop-pro.jp/
0884-36-2284
info@nishiji-foods.com

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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