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2022年05月3日

同質化競争するな! 独自化共創せよ! パッケージによる異質化

「美しい美しい女性を
口説こうと思った時、
ライバルの男が
バラの花を10本贈ったら、
君は15本贈るかい??」

by スティーブ・ジョブズ

 

 

こんなことやっちゃダメ!
同質化競争から抜けだそう!

 

 

おはようございます。

パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!

“売れない”を
“売れる”へ変える

パッケージマーケッターの
松浦陽司です!

本日のお話は

同質化競争するな!
独自化共創せよ!
パッケージによる異質化

で、行ってみよーーー!

 

 

和歌山県の梅見月(マルヤマ食品)の
丸山剛史社長から
つぶれ梅パッケージデザインの
ご依頼を頂きました!

 

 

今まで一級品の梅干しだけを
販売していたのですが

この度は「つぶれ梅」を
販売するとのこと。

つぶれ梅、、、
、、、って、
あのB級品のつぶれ梅です。

 

 

品質としても
つぶれてるので
A級品ではない。

もちろん、
安い価格で販売します。

ポジショニングすると
こんな感じ。

うわっ!
めちゃめちゃ同質化競争(汗)

 

 

訳ありB級品を
安値で売るんだから

わざわざ同質化競争に
ダイビングしているようなもんです(汗)

うーーーーん。
どうしたもんかなぁ。。。

 

 

そんな風に悩んでいると
ふと、丸山さんが言った言葉に
ボクは驚愕したんです。


「つぶれ梅の方が旨い」

・・・えっ?!
どういうこと?!

 

 

深く聞いてみると
A級品を作ろうと思った過程で

皮が裂けてB級品の
つぶれ梅ができてしまいます。

A級品は実は皮が固い。
つぶれ梅の方が旨い!

そんな理由で
実は梅干し屋さん本人は
つぶれ梅を好んで食べる!

なぜなら、
つぶれ梅の方が旨いから!

ってことなんですね。

 

 

へーーー。
それじゃ、「つぶれ梅」って
言ってる段階で

美味いものを安く売る同質化競争に
自ら足を突っ込んでるようなもんじゃないか!

そこで考えたのがこんなこと。

ネーミングで「つぶれ梅」を
メインにすると
そこでもうアウト!

 

 

価値を創るネーミングにしないと。

そして、単に「つぶれ梅」って品名だけじゃダメ!

キャッチコピーも添えて
価値を伝えていこう。

 

 

さらに考えたのはこちら。


競合商品を調べると
白いシールで
「つぶれ梅」ってのが多かった!

・・・というかほとんどそう。

これは安っぽいなぁ。
なんとか高級感を出したい。

 

 

さらに、これは
丸山社長の考えだったのですが

「他社の つぶれ梅パッケージは
蓋も身も透明で安っぽい」

あぁ、確かに!
安っぽいですね。

ここでも差を付けたいなと。

 

 

・・・と言うことで
この2つのポジショニングを
満たすパッケージを提案しました。

それがこちら!


大トロつぶれ梅

単なる「つぶれ梅」ではなく
「大トロ」とネーミングすることで

高級なイメージを伝えると共に
「A級品よりA級品」イメージを伝えます。

 

 

そして

「ジュワッととろける」
「トロッとジューシーな梅干しです」

このキャッチコピーを添えることで
価値が伝わりやすくなります。

 

 


これで一つ目の
ポジショニングを達成です。

 

 

さらにさらに

普通は白いシールを使うのですが
ちょっと安っぽいので
透明シールを採用しました。

梅干しも透けて見えるので
シズル感も増します。

容器も透明の身ではなく
黒を採用して高級感マシマシです!

 

 


これによって
2つ目のポジショニングも達成!

同質化競争から抜け出して
独自路線を突き進みます!

 

この大トロつぶれ梅!
白いご飯と相性抜群!

ぜひぜひ、一度ご賞味あれ!

 

まだ、ホームページでは
取り扱ってないのですが

もう販売は開始しているので
ぜひぜひ

「大トロつぶれ梅ください」

って
直接お問い合わせしてみてね!

 

マルヤマ食品株式会社(梅見月)
https://www.umemizuki.co.jp/
〒645-0027
和歌山県日高郡みなべ町西本庄1282
電話 0739-74-2068
FAX 0739-74-2177


本日のお話は

同質化競争するな!
独自化共創せよ!
パッケージによる異質化

でございました。

あなたの今日一日が
独自化路線な
一日でありますように!

 

パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」
お客様と共に開発しております。

パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result

パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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