顧客の心に響くマーケティング パッケージ松浦

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

株式会社パッケージ松浦
徳島県徳島市丈六町山端10-1
ご相談・お問い合わせ

パッケージマーケッター松浦陽司のアカウント

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージを変えただけで売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ
BLOG

HOME > BLOG > パッケージ松浦ネタ > 【理念を発信すると 理念を共感する人を呼ぶ】~パケマツ桑原基輔さん入社エピソード~
2021年01月27日

【理念を発信すると 理念を共感する人を呼ぶ】~パケマツ桑原基輔さん入社エピソード~

2021年1月21日(木)

パッケージ業界の人ばかり、
同業者で集まった

パッケージマーケティング協会の
zoom例会が開催されました!

発表者はヤマゲン(山元紙包装社)
山元康平さん!

タイトルは

「トムソンの刃」ヤマゲン列車編

なんじゃそりゃ(笑)

鬼滅の刃みたいに
「壱の型」なんて順番に

会社の歴史や
これからのビジョンを
赤裸々にお話してくれました!

それもこれも
パッケージマーケティング協会には

「共創」(共に成果を創ろう)

という理念があります

この理念が共有できているから
赤裸々に語ってくれたんだろうと思います。

康平さんが理念を発信するから
周りのパッケージ業の人も
集まって応援してくれてます。

こうやって

「理念を発信すると
理念を共感する人を呼ぶ」

ことに繋がりますね。

ボクがブログで情報発信を始めたのが
2011年のことでした。

当初は意味も分からず

「とにかく発信しなければ」

という感じでしたけど。

「パッケージの記事を
1000日連続で書く」

という大目標を立てました。

(それは達成した後も続いています)

事件が起こったのは2013年。

社員が辞めてしまったので、
仕事を引き継いだボクが
とある会社のデザイナーにメールしました。

その男の名前は
「桑原基輔(もとすけ)」さん。

そう、現在、パケマツで
「言うこと聞かないデザイナー」として
活躍中の桑原さんです。

メールの署名についている
ボクのブログを見て

「なんだーー?!
面白いパッケージによる
マーケティングの記事を書いてる人がいる」

と思ってくれたみたいで

興奮して返信くれたのを覚えてます。

「このブログの記事
めっちゃ面白いっす」

ってな感じで。

「じゃあ、一緒に仕事してみる?」

ってことで
ちょくちょく、
デザイン外注を出すようになりました。

そこで仕事のやり方の違いに
大きな衝撃を受けたそうです。

桑原さんの以前の会社は
「言われた通りにする」

だから
「マーケティングの勉強したんで
自分なりに工夫しました」

が許されないんですよね。

「言われた通りにやれ!」
って怒られちゃう。

ところがボクと仕事してたら

「紙のケースって言われたんですけど、
缶にしてみました」

って提案されると

「お、それ面白いね」

って受け入れて提案しちゃう。

桑原さんが自分が勉強したことを
受け入れてくれるのが面白かったみたい。

さて、そんなことが続いた
2013年12月のある日。

桑原さんから突然、
電話をかかってきました。

「パッケージ松浦で働きたい」

びっくりしました!

理由を聞いてみると
パケマツと一緒に
仕事をするのが楽しかったのだと。

なぜ、電話なのかと言うと
実は違う会社に
引き抜かれることが決まっていて

その会社から
「今日、返事してくれ」
と言われて焦ったのだとか。

嬉しかったのですが
でも、あまりに突然過ぎて

ボクは一回、電話を切って
冷静に考えてみようと思いました。

「ボクも桑原さんと
仕事してて、楽しいと思うんよね」

とか言ったら
桑原さんは、その瞬間!

「ありがとうございます!
では、違う会社は断っておきます!」

と言って、
電話を「チン」と切られました!

えーーーー!
内定とか採用とか
一言も言ってないのにーーー(汗)

しかしこれはもう、
雇わないわけにもいかない。

桑原基輔!
パケマツ入社決定です!

後から聞くと
桑原さんの作戦勝ちだったみたいで(笑)

そして、入社前に一度、
ご飯を食べに行きました。

そこで飲みながら

ボクは
「パッケージを変え、世界を変えるぞ!」
なんてビジョンを語り

桑原さんも
「デザイナー業界の地位を上げたい」
なんて思いを語ってくれました。

その会食の夜。
桑原さんは両親に報告。

その時の会話。

桑原「引き抜かれるのを止めました。
パッケージ松浦という会社で
働くことになりました」

父母「そうか、つまりは
その会社の方が給料がいいんやな。
その会社の給与はナンボなん?」

桑原「・・・知らん」

父母「え?!どういうこと?
ちなみに年間の休日は何日や?」

桑原「・・・知らん」

父母「お前、ちょっと正座しろ」

このあと、相当な
説教をくらったそうです(笑)

ちなみに、ボクも
桑原さんの年齢も
結婚しているかどうかも知らずに採用(笑)


(桑原さんの入社時の肉声が入っている動画)

まー、こんな感じの
給料知らない。
休日知らない。
何歳かも知らない。

何も知らない同志で
2014年に入社してきてくれました(笑)

こんな感じ採用やったのですが
現在は「言うこと聞かないデザイナー」として
パケマツで大活躍してくれております!

「理念を発信すると
理念を共感する人を呼ぶ」

ということが起こりました。

ブログで起こった奇跡とも言えます。

理念を発信し続けるのって
とっても大切ですね~。

めっちゃ長くなったので
原田有理さんの入社エピソードは
また後日。

理念を発信し続けていきましょうね~(^^♪

カテゴリー | パッケージ松浦ネタ

この記事を書いた人

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です