計画は立てた時点から陳腐化していく
みなさん、計画って立てますか?
よくこのように言う方がいらっしゃいます。
「計画なんて立てたって、計画通り行かないから無意味さ!」
…でも、本当にそうでしょうか?
こう考えることはできないでしょうか?
「計画を立てたから、計画通り行かないことが分かった」
やはり、計画をたてるということは非常に重要なのです。
9月18日に、私の所属する日創研 徳島経営研究会で、経営計画作成研修が行われました。
目的は、初めて経営計画を立てる人のフォローアップです。
初めてチャレンジしたのは2人。
自社の創業の念いや、社員さんに対する念い、お客様に対する念いを語ってくれました。
創業より「理念」をしっかりと確立しています。
渡邊社長は語ります。
「理念があると判断にぶれない」
経営計画作成のアドバイザーは、南海熱学工業の木根さんについていただきました。
自社の念い、強み弱みなどをディスカッションしながら纏めていきます。
②ブイランドの塩江社長さん。
こちらも若いながら創業者!
徳島で新しいスタイルの広告業を展開しようと頑張っています。
「働く女性のために」という念いが、彼を動かします。
アドバイザーはマストミの枡富さんについていただきました。
自社の強みや、ターゲットを明確にしていきます。
この2人は素晴らしい。
本当に始めての経営計画チャレンジなのか?…という感じです。
私も見習う部分が非常に多く、刺激になりました。
そして、模擬発表として、サカクリーニングの坂社長にも発表していただきました。
サカクリーニングの強み!
・お客様単位でクリーニングする。
・立体乾燥
・などなど
坂社長は語ります。
「昨年は完璧な計画を立てたと思うけど、今年、もう陳腐化している」
そうです。時代は常に動いているのです。
計画は立てた時点から陳腐化していくのです。
常に新しい経営計画を立て、事業を革新していく必要があるのです。
本日、ご登場の3名と共に、私も自社の経営計画を練り直し、ともに創っていく予定です。
自社の経営を良くするために!
みなさんも、もし経営計画にご興味のありましたら、私まで連絡くださいませ。
一緒に経営計画をつくるご支援ができるかも知れません。
どうぞ、よろしくお願いします。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。