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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【パッケージの入数トリビア!核家族化で変わるパンの入数。ゆで卵は1個。栄養ドリンクは3本。ヨーグルトは4個。プリンは3個】
2017年12月18日

【パッケージの入数トリビア!核家族化で変わるパンの入数。ゆで卵は1個。栄養ドリンクは3本。ヨーグルトは4個。プリンは3個】

パッケージの入数について、ちょっと前に「ほめプロ」の太田匡訓さんが投稿してました!
「プリンは3個、ヨーグルトは4個。」

簡単にはこんなこと!

プリンはなぜ3個パックが多いのか?ヨーグルトは4個パックが多いのか?
それは「日本の基本的家族構成」に由来している。
基本的には親2人+子供2人。
ヨーグルトは朝食で食べるから4人分いるよね。
プリンはオヤツに食べるからお父さんの分がいらないよね!
・・・って話でした。

詳しくはこちら!
http://home-pro.pro/archives/636

ところでいまちょっと検索してみると、核家族や一人暮らしの割合が半端なく増えている。
単身生活(一人暮らし)が26.9%、核家族が60.5%らしい。
実に87.4%の世帯が3人以下で暮らしている。
じゃあ、他のパッケージ事情も変化してくるよね。

食パンなどは1斤をカットした時の都合で、4~6枚入が多かったんです。
でも、こうやって「3枚入」というパッケージも出てきている。
これは完全に核家族をお客さんとしている。

また、どこで売るかを考えるも大切ですね!
コンビニとかに来る人は、ひとりで食べるお弁当を買う人も多いんです。
じゃあ、ゆで卵もこうなる。

ゆで卵1個入り
これが100円弱くらいで売っている。

普通に考えたら、めっちゃ高いですよ!
10個で200円ちょっとくらい買えるタマゴを茹でたらいいのに!

でも、コンビニに来る人は利便性を買いに来ます。
だから「より多く」よりも「1個」という需要が増えていくんですよね。

また、会社からのメッセージで入数を変えるパッケージもあります。
ドラッグストアーなどでは、よく栄養ドリンクが3本セットで販売している時がありますよね。
あれって、どうしてだと思います??

実は会社からのメッセージです!
「1日1本、最低3日は飲んでね!」
そうなんです。
「1回1本くらい飲んだだけでは、そんなに効き目ないんです」ということなんですよね。
だから3本セットになってる。

こうやって、お客さんを見てパッケージの入数を決める。
販売する場所によって1個入りパッケージに変える。
会社からのメッセージで3本セットパッケージにする。
パッケージの入数だけでもとっても考えてみるととっても楽しいですね!

大手ヨーグルトのパッケージが3個が基本になり、プリンが2個になる日も近い。
・・・というか、もうしたほうがいいんじゃないですか?
パッケージマーケッター松浦陽司からの提案でした♪

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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