＜レジ袋有料化についての是非と問う！＞

・・・つもりはございません（笑）
だって、これは「環境の変化」ですから。
何を言ってもボクが何を言っても始まりません。

そりゃ、正直、パッケージ業なので、少なからずダメージを受けます。
でも、課題を分離して考えて
「だから、どうする」を考えなきゃね♪

徳島でも、イオンが既に６月１日から有料化してます。
あ、
キョーエイさんが従来の予定を１か月早めて
８月１日から有料化になるそうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47191180Q9A710C1LA0000/

＜レジ袋を有料化するとどうなるか？＞

１）使用数量
２）レジ袋本体
３）その他

１）使用数量

ずばり！
ざっくりですが、まずレジ袋の使用料が７割削減になります！
おお！
環境にいいですね。

２）レジ袋本体

A　バーコードが付きます。

売り物ですから！
お店としては、レジ袋が「売り物」になります。
小、中を３円で、大を５円とかで売ります。
（お店によって違いますよ）

B　分厚くなります

売り物なのに、シャリシャリの薄いものを売ると
「なんだ売るのに、薄いのか？」ってクレームが発生します。
具体的には厚みが２～３割くらい厚くなるところが多いですよ。

せっかく、数量を削減したのに、
分厚くしたら、結局、石油の使用量が増えるんですけどね。

C　バイオマス（植物由来）の素材が使われます。

エコに取り組んで切ることを伝えるために、
バイオマス素材を何％か混ぜます。

表示できるのは１０％以上混入すれば、
「バイオマス使用」と表示してもいいようになってます。

イオンなどは５０％ですね。
きっちり「CO2削減」なども表示されています。

３）その他

実はこの後が非常にややこしくって。
「万引きが増える」んです。

だって、エコバックに入れたり、レジ袋を何度も使ったり、裸で持ち歩いたり。
「ん？あの人ってお支払い終わってるの？」
ってことを、一目で見分けるのが困難になります。

エコバッグに商品を入れて、そのままサヨーナラーなんてことも。

いろいろ見てみると、
６～２０％くらい、万引きが増えるそうです。
これはちょっと、店舗としては見過ごせませんね。

「買い物前は必ず、買い物かごを使用してください」
という対策をしているところもあります。

「監視カメラを増やして、監視員を増やす」
という力技な対策をしているところもあります。

根本的な解決がないのが現状です。

根本的には、将来的にですが、
全店舗が「Amazon　GO」のようになっちゃうんじゃないかな。
それなら、解決しますね。

つまり、
「レジ袋有料化」によって、
「レジ打ち係のお仕事の消失」に拍車がかかります。

いずれにしても、
どんなに時代が変わっても、
どんなに環境が変わっても、
変化対応していかなくっちゃ！