株式会社マルブン 「マルブンパスタソース」
株式会社マルブン 代表取締役 眞鍋明様
言うこと聞かないデザイナーが創り上げる「本当に言いたかったこと」とは。
愛媛県内にイタリアンを中心とした８店舗もの飲食店を経営する株式会社マルブン。地域の食材にこだわるマルブン監修のパスタソースを販売。パスタソースのパッケージからマルブンが伝えたかったこととは？それをどうカタチにするのか？株式会社マルブンの眞鍋明社長（以下、敬称略）にお話をお聞きしました。
- 松浦
-
大好きなマルブンのパスタが自宅でも食べられる！ということで、
商品の出来上がりを楽しみにしていました！
ちなみに弊社に依頼した理由って何でしたか？
- 眞鍋
- う～ん、やっぱり（デザイナーの）桑原君の存在が大きいね。
- 松浦
- 「言うこと聞かないデザイナー」の桑原の仕事はいかがですか？
- 眞鍋
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彼はブランディングやマーケティングを熟知していますね。
しっかりとそういった観点で提案をしてくれるところがありがたいです。
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単なるグラフィックデザインを提案してくるデザイナーが多いなか、
桑原君は経営をよく理解してくれています。
- 松浦
- そこまで褒めていただきありがとうございます。
- 眞鍋
-
商業印刷物は芸術作品やアートではありません。
そのグラフィックに添うようなコピーライティングまでもが必要な要素だと思っています。
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桑原君はそのグラフィックに合ったコピーライティングまで販促物として提案してくれ、
さらにはそれを形にしてくれるので、とてもありがたいです。
- 松浦
- 「言うこと聞かないデザイナー」ですけどね（笑）
- 眞鍋
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それでも、企業のやりたい事、言いたい事。
マルブンとしてやりたい事や、言いたい事をよく聞いてくれるのでありがたいです。
- 松浦
- こちらこそありがとうございます！！
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「愛媛西条ナポリタン」
パッケージ制作するに当たって、大きく４つのポイントを意識しました。
１）角度
２）食材
３）付箋
４）マルブン
１）角度
多くのパスタソースのパッケージでは、斜めからパスタの撮影してます。
フォークで麺をリフト（持ち上げた状態のこと）してたりもします。
でも、マルブンのパスタでは「真上」から画像を採用しました。
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理由としては、実は「女性は真上からの食品を撮る」傾向があるんです。
試しにインスタとかを見てみると、「男性は斜め、女性は真上」から
パスタを撮ってる画像が多いんです。
実際にお買い物をするのは女性なので、この点を抑えてみました！
２）食材
実際に料理をする女性に「どんな食材を使っているの？」を伝えるように、
食材をお皿の周りに並べてみました。
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だって、女性がこれって気になるところでしょう？
ちなみに他のパスタソースパッケージにはこういったのがなかったですね。
３）付箋
ほら、女性ってこの付箋的なの好きじゃないですか？
なんとなくかわいい。
そして一度気になると、細かいところまで読んじゃう。
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だから例えば「伊予国カルボナーラ」！
付箋の中に「チーズ、黒コショウ、ベーコンのシンプルで奥深い味わい。」とか
「チーズが主役の白ワインに合うソース。」なんて書いてるんですけど、
読んでくれるんですよね。
４）マルブン
そして何より、実際に買って欲しいお客さんは
「マルブンを既に知っていて、マルブンのファンで、
マルブンに行きたいけど、なかなか行けなーーーい！！」
と思っている人。
だから一目で「マルブン」って分かるように、
中央上部にしっかりと「MARUBUN」というロゴを配置！
これでばっちり！
パッケージが完成しました！
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「瀬戸内ボロネーゼ」味もあります。
マルブンファンの方にはぜひ、３種類揃えて一度食べて欲しいです！
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パッケージにはデザイナーが絶対に伝えたかったことが溢れています。
ますます、これからマルブンに行くのが楽しみです！
株式会社マルブン 「マルブンパスタソース」
- 住所
- 愛媛県西条市小松町新屋敷甲407-1
- TEL
- 0898-72-2004
- URL
- http://www.marubun8.com/
