【物語を語るようなパッケージ「おさかなのたまご」(北海道の井原水産)のインパクトあるパッケージ】
【物語を語るようなパッケージ「おさかなのたまご」(北海道の井原水産)のインパクトあるパッケージ】
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
商品には絶対に開発物語があります。
その物語が伝わりやすいようなパッケージにすることって
とっても重要ですね。
伝える工夫もですが、見た目も重要です。
パッケージが本のようになってます。
とっても印象に残りますね。
もちろん、本をめくると(パッケージを開封すると)、
いろいろな商品説明が書いてあります。
単なる明太子や数の子として売り出すのではなく、
お客さんの印象に残ります。
想像してみてください。
前にお土産を貰った人に、久しぶりに会った時に
「ほら、前に田中さんからもらったお土産、ありがとうね」
送った方も忘れています。
「え、なんだったかな?でも喜んでもらって嬉しいよ」
こんなのが一般的です。
会話が成り立っているようで成り立ってません(笑)
でも、この「おさかなのたまご」パッケージだったら?
「この間の本の形をしたパッケージの明太子美味しかったよ」
「そう?じゃあ、来週、また出張なんで買ってきますよ」
というように、会話が成り立ちます。
そうなんです。
人は、商品名よりも先に、パッケージの色や形を認識するスピードの方が上なんです。
詳しくは「色のこだわる東京カンパネラ、形のこだわるファンタ」の話。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11359734028.html
お客さんの心の中に残るようなパッケージの色や形ってなんでしょう?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。