お客さんはパッケージは欲しくない!
「ただただ、×××いりませんか~。美味しいですよ~」って売っている貴方へ。
おはようございます。松浦 陽司です。
山のせさんで社内セミナーを行ってまいりました。
その様子はまた後日。
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お客さんは商品は欲しくない
○○○したいだけなのだ
それで□□□な生活を手に入れたいのだ
エクスマ 藤村正宏氏
http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/
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残念ながら、お客さんはパッケージ松浦が販売しているパッケージは欲しくないんですね(泣)
お客さんはラミネート袋は欲しくないんです。
大阪まで輸送できる安全性を保ちたいだけなんです。
それでクレームのない仕事を手に入れたいだけなんです。
お客さんはシールやケースは欲しくないんです。
販売促進できるように商品をPRしたいだけなんです。
それによって売上拡大を目指しているんです。
みなさんの商品もいかがでしょう?
もし、あなたが、うどん屋さんであったら?
お客さんはあなたのうどんは欲しくないんです。
家族と楽しい食事がしたいんです。
それで幸せな時間を手に入れたいのです。
もし、あなたが、枕を売っているのなら?
お客さんはテンピュール枕は欲しくないんです。
ただ快適な眠りが欲しいだけなんです。
それによって健康的な生活を手に入れたいのです。
もし、あなたがダイエット食品を売っているのなら?
お客さんはダイエット食品は欲しくないんです。
ただ痩せたいだけなのです。
それによって、「綺麗になったね」と言われたいのです。
どうでしょう?
うどん、いりませんか?
枕、いりませんか?
ダイエット食品、いりませんか?
パッケージ、いりませんか?
これでは買いたくないですよね。
買う理由がないですから。
家族のだんらんはいかがですか?
健康的な生活は如何ですか?
綺麗になったねって言われたくありませんか?
販売促進しませんか?
お客さんに「買う理由」を、きっちりとパッケージなどで訴える必要があります。
場合によっては、包装形態を変えると、新しい売上も想像できます。
モノ売りしてませんか?
体験やシーンを売りませんか?
明日はまた新大阪で見つけた違う事例を紹介します。
お楽しみに。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。