旅先からのお土産も思い出も届けられるパッケージマーケティング
「うちの商品が全国に飛び回るなんて無理」と思っている貴方へ。
創意工夫で全国を飛び回るかも知れませんよ。
こんにちは。松浦 陽司です。
昨日のマラソンの影響で、今朝は早起きできませんでした。
通常より遅いパッケージマーケティングの投稿です。
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デジタル化が進むから、アナログが重要になる
たまに手書きのハガキなんてもらったら嬉しくなりますよね!
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以前にサクラサクキットカットの記事を紹介させて頂きました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11069101878.html
郵便で送れて素晴らしいパッケージマーケティングです。
この時は、「受験生を応援する気持ち」が大切な価値観になっていました。
さて、この価値観をまた更に変えた事例があります。
ご当地キットカットシリーズです。
こちらは東北限定の「ずんだ風味」です。
ネタ的には、サクラサクキットカットと同じ、郵送できるタイプのパッケージです。
しかし、また「価値」が違います。
旅先キットカットは、「旅先からのお土産も思い出も届けられる」ことが価値になっています。
パッケージを見るだけで、大切な人に旅の思い出とともに日ごろの感謝の気持ちを気軽に伝える商品として提案しているんですね。
商品を売るのではなく、体験を売る。
こういったパッケージマーケティングは非常に重要です。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。