【ピンチをチャンスに!平成3年 台風19号から奇跡の復活!青森 落ちないりんご】
【ピンチをチャンスに!平成3年 台風19号から奇跡の復活!青森 落ちないりんご】
おはようございます。松浦 陽司です。
商品の開発ストーリーなどが、そのまま商品価値になることがありますね。
それをパッケージできっちり伝えることが大事です。
平成3年に記録的な台風で被災した青森県。
りんごが劇的な被害を受けました。
殆どのりんごが落ちて、
収穫量は例年の1/10にも満たなかったようです。
当然、りんごの生産を諦める農家もあったのですが、
そこから這い上がった農家もありました。
こんな台風でも落ちなかったんだから、受験にも絶対に落ちない!
そんなストーリーをつけて販売を開始!
もちろん、通常の価格より高値での販売。
これが飛ぶように売れた!
お陰で廃業せずにすんだ訳です。
通常であれば大ピンチです。
それを逆転の発想でチャンスに変えたパッケージマーケティング事例です。
さて、ここで中小企業に置き換える勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナー!
わざわざ、ピンチを招きいれることはありません。
でも、ストーリーはつけたい。
そんな時は開発ストーリーを思いだしてみましょう。
例えばこれ!
四代目と喧嘩しても作りたかった五代目の米粉カステラ
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11087689882.html
いやー。
気になる商品名ですね!
その裏にあるストーリーが気になります!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。