【徳島レンコンだけが持つ特徴は「甘さ」と「シャキシャキ」】~齋藤農園レンコンパッケージ開発~
徳島はレンコンの産地!
鳴門のレンコン農家の「齋藤農園」さんが
自信を持ってプロデュースしていく
新作パッケージが出来上がりました!
それがこちら。
「徳島産 甘熟 れんこん 歯ごたえ一番」
斬新な色遣いのパッケージが出来上がりました!
如何ですか?
どうしてこのようなパッケージになったのか?
解説していきます!
<商品特徴>
「シャキシャキ」で「甘い」
レンコンの産地1位茨木、2位佐賀、に続いて徳島は3位なんですね。
ここで伝えたいのが、茨木や佐賀のレンコンとはまるで違うと言うこと。
茨木と佐賀は水を張った畑で作っていて、
水の中で育つので周りからの圧力が弱いので
「ホコホコ」という食感になります。
徳島は粘土質の畑で手彫りしないといけない。
他県の畑より周りからの圧力が強く、
「シャキシャキ」という食感で、甘みも詰まっている。
茨城や佐賀が「ホコホコ」に対し、徳島は「シャキシャキ」!
そして「甘さ」が特徴になるんです。
その事をパッケージ表面の「甘熟」や「歯ごたえ一番」に表しました。
裏面でも「シャキッ」の理由を伝えます。
ちなみに、
通常の袋やパックに入ったレンコンは300~500gですが、
こちらのレンコンは250gで小分けにしました。
(※ただし、この商品については「g」表示はしません。収穫物によって大きさがかなり変わるので)
使い切りサイズであることも、裏面で伝えてます。
<売り場>
一般的なスーパーの野菜売り場なのですが、
レンコンを置いているところはちょっと雰囲気が違うんですよね。
周りに並んでいるのは、山芋、じゃがいも、さといも、ゴボウなどの
「根菜」の場合が多いです。
従って、「周りはなんとなく茶色い」雰囲気になります。
この茶色い売り場で映える色は?
そして、徳島らしい色は?
そう考えると、徳島は藍の街なので、藍色!
そして映えるようにオレンジ色を選びました。
あとはやっぱり、一発で「レンコン」ってわかって貰えるように
レンコンの断面を使いました。
レンコンの断面がパッケージから見えないと
山芋や他の根菜とと見間違えられる可能性もあるんです。
売り場で埋もれてどこにあるかわかりにくいですもんね。
いかがでしょう?
徳島レンコンの特徴を伝え
売り場でちゃんと自分を主張してくれるパッケージができあがりました。
もちろん、品質は齋藤農園が保証します。
齋藤農園の齋藤瑛(ひかる)さんは語ります。
「パッケージつくったんは、れんこん農家にとどまらず、
仲間のれんこんを集めてプロデュースして販売する
“れんこん問屋”事業を伸ばしていきたい」
自分の農園だけでなく
地域で頑張るレンコン農家も巻き込んで活性化させていく予定なんですよ。
素晴らしい考えですね♪
7月からが新しいレンコンが出荷され始めます。
徳島や関西のスーパーに並んでいく予定です。
どうぞ、ぜひぜひ、お楽しみに!
このパッケージのレンコンを見つけたら、
ご購入を頂けたらと思います。
「ホコホコ」じゃない
「シャキシャキ」のレンコンイノベーションを感じて貰えたらと思います。
タケノコの代わりに使っても
めちゃ旨いっすよー。
「タケノコの代わりにレンコンを使うと、意外と旨いっ!いや、かなり旨い!一回試してみて!」
こちらは、松浦が保証します!
齋藤農園
〒772-0043
徳島県鳴門市大津町段関字大通9
TEL:088-686-2491
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。