顧客の心に響くマーケティング パッケージ松浦

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

株式会社パッケージ松浦
徳島県徳島市丈六町山端10-1
ご相談・お問い合わせ

パッケージマーケッター松浦陽司のアカウント

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージを変えただけで売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ
BLOG

HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【パッケージで己が何者か伝える】
2021年03月13日

【パッケージで己が何者か伝える】

おおーーー。
昨年末の「嵐」の解散に続き
「V6」も解散ですか。

https://avex.jp/v6/

メンバーの森田剛さんが
「役者として挑戦したい」
という思いがあり
ジャニーズを離れることに。

そして
「V6はこの6人でなければ」
と、解散が決まったそうな。

それにしても、
V6のメンバー6人

坂本昌行さん
長野博さん
井ノ原快彦さん
森田剛さん
三宅健さん
岡田准一さん

それぞれに個性があって素敵ですよね。

人にも個性が必要ですが

パッケージにも個性が必要です。

時々、こんなことを
言う方がいらっしゃいます。

「うちは無地のパッケージ使ってます。
それで、そこそこ売れてるんだから
無地のパッケージのままでいいんじゃない?」

って。

いや、しかし!
これははっきり言って

「もったいないの極致」

なんですよね。

「そこそこ」じゃなくって
「もっともっと」売れる
可能性を秘めているのに。

パッケージに個性がないとどうなるか?

「お客様が識別できない」

という状態になります。

もっと言うと

「ブランドにならない」

のです。

例えば、あなたが
「豚まん屋さん」だったとします。

無地パッケージで
豚まんを売っていて

「味も美味しいし、
そこそこ売れてるな」

と思っています。

これ、お客様は
何を買いに来ていると思いますか?

「豚まん」を買いに来ているのです。

そう、あなたの豚まんが売れているのは

売り場がいいか?
競合がいないか?

なんらかの
「たまたま」の理由だけです。

他の豚まんと
識別すらできないのです。

買ってきたお母さんは
「○○商店の豚まん」と
理解してるかも知れません。

でも、家で食べる
お父さん、子供さんは
「豚まん」としか識別できないのです。

ここには全く
ブランドは成り立っていない!

のほほんと営業していた時
ある日突然「551の豚まん」
近所に出展することになりました。

そう、あのビックブランド!
蓬莱さんです!

はい、チーーーーーン!

あなたの豚まん屋さんは
突然に売れなくなります。

ちょっと考えてみて?

あなたの子供に
お使いに行ってもらう時に

「あー、凛、でかけるの?
ついでに、豚まん買ってきて」

と伝えるでしょう。

子供の中には

豚まん=551の蓬莱

という公式ができています。

あなたの○○商店の豚まんは買いに行きません。
551の蓬莱に行くのです。

これは「豚まん」カテゴリーに
留まった、あなたの敗因。

「無地のパッケージで
そこそこ売れてるからいいか」

では、もったいないの極致なんです。

パッケージに個性を持たせる。

そのことによって
お客様に「識別」してもらって

その結果
商品自体がブランド化されるのです!

最近、ボクが「もったいない」と
よく思うのは「野菜パッケージ」ですね。

無地パッケージがやたらと多い。

「青ねぎ買ってきて」

じゃなくって

「すだちくんの青ねぎ買ってきて」

って言われるようになって欲しい。

例えば、宮崎商店さんの青ねぎ!
キャラクターでブランドを伝えております。

「小松菜買ってきて」

じゃなくって

「樫山農園の小松菜買ってきて」

って言われるようになって欲しい。

樫山農園さんはロゴ
自社ブランドを伝えます。

「レンコン買ってきて」

じゃなくって

「藍色とオレンジのレンコン買ってきて」

って言われるようになって欲しい。

齋藤農園(日本農産)のレンコン
色でブランドを伝えてます。

斎藤さんとか樫山さんは
昔は無地パッケージだったのですが

パッケージで個性を出して
よく売れているんですよね。

こんな風に、パッケージで個性を出して
自社をブランド化していきましょう!

<プチコラム>

「551の豚まん」の「551ってなに?」
って思いませんか?

蓬莱さんが独立時に
使っていた電話番号の末尾
「551」が使って

「551の蓬莱」

というブランドを作ったそうですよ(^^♪

この記事を書いた人

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です