【7代目「ジョア」パッケージが売上アップ117%に貢献!ブランド資産と革新の融合】
【7代目「ジョア」パッケージが売上アップ117%に貢献!ブランド資産と革新の融合】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2012年4月
ジョア(ヤクルト)がパッケージリニューアル!
7代目のパッケージに生まれ変わりました。
そして、そのパッケージが売上117%に貢献しています。
1日当たりの販売本数が、68.6本から、80.7本にアップしています。
私が考える理由が2つ。
①消費者が求めている価値に気づき、
②パッケージにブランド資産を活用した!
①消費者が求めている価値
パッケージリニューアル前に調査を行って判明したことは、
消費者がジョアに求めていることは「機能性(健康)」ではなく、
「おいしさ・楽しさ」だったことが判明した。
②パッケージにブランド資産
そして、初代ジョアのロゴが「もっともジョアらしい!」と、
深くお客さんには浸透していることが判明!
そのロゴを踏襲したロゴを復活させるとともに、
バックにシズル感を加えると言う革新を加えたのです。
この2つによって
「あのおいしい・楽しいジョアがかえってきた!」と伝わったわけですね!
さらに、新しい消費者を獲得するようになったわけです。
売上117%ですから。
パッケージマーケティングで、お客さんの望んでいる価値を、しっかりと伝えることが非常に大切ですね!
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。