【割ってひとくち20kcal! カロリーをカウントできる板チョコレート 森永製菓のチャンレンジ】
【割ってひとくち約20kcal! カロリーをカウントできる板チョコレート 森永製菓のチャレンジ】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
「割ってひとくち約20kcal!」
2009年に一世風靡した森永製菓さんの商品です。
パッケージのキャッチコピーが明確にターゲットに訴えてますね!
「カロリーをカウントしたいあなたに」
1枚約200kcalの板チョコを10分割!
1ブロックが約20kcalという訳です。
ターゲットである人の悩みは
「チョコ大好き!でも、カロリーが気になる!」
そんな人です。
そんな人に「一かけらなら20kcal!大丈夫」と伝えているようです。
商品価値はもはや味ではなく、カロリー計算ですね。
現在は販売されていないようですが、このような大胆なチャレンジを繰り返すことで、商品のターゲット、価値訴求の仕方が磨かれていくものと思います。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。