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2022年11月15日

知識の不足、意識の不足から起こる SDGsパッケージの間違い

「SDGs」って言葉が
今や、普通に
使われるようになりました。

若い世代は
自然にSDGsを
勉強しているのですが

ボクら世代は
「ビジネスとしてのSDGs」を捉え

勘違いした手法を
提案し、採用される場合も多発。。。(汗)

 

 

おはようございます。

パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!

“売れない”を
“売れる”へ変える

パッケージマーケッターの
松浦陽司です!

本日のお話は

知識の不足、意識の不足から起こる
SDGsパッケージの間違い

で、いってみよーー!

 

 

度々、メーカー様から
このような提案を受けます。

「このプラスチックトレーに
“紙”を混ぜ込んで

重さの比重が
プラ:紙=49%:51%
になるんです。

すると“紙マーク”表記にできます。

SDGsでしょう?
顧客に提案を願えませんか?」

 

 

これについては
基本的にパケマツではスルー!

なぜか?

本当のSDGsではないからです。

 

 

ちょっと考えると分かるのですが

トレーは
PE(ポリエチレン)や
PP(ポリプロピレン)単体であることが多いです。

そのトレーは
PE、PPの原材料として
リサイクルできます。

 

 

ところが!

紙を混ぜ込むことで
リサイクルできない!

つまり、燃やすしかない!

紙を混ぜるより
プラ単体がよっぽどSDGsです。

 

 

混ぜるものが紙でなく
石灰石だったり
たまごの殻だったりしても
同じことです。

 

 

似た手法で
ラミネート(プラスチック多層)の袋などで

内側はプラフィルムを使っていても
表に紙を貼ることで
重量比率は紙51%にすると
紙マーク表記が可能です。

これによって

「紙パッケージに
生まれ変わりました」

と大々的にSDGsを
打ち出す企業があります。

 

 

これを見て
「残念だなー」
という感情を抱きます。

これは
提案する企業も
採用する企業も

SDGsに対して
「本当にSDGsに取り組んでいこう!
海、陸にやさしくあろう!」
と思っているのか

あるいは
「SDGsを餌にしてもうけよう!
消費者の好感度を上げよう!」
と思っているのか

その視点が問題です。
全く持って、意識が不足しています。。。

 

 

・・・いや!
ひょっとしたら
そこまで考えてないのかも。

単純にSDGsの知識の不足
採用しちゃってるのかもしれません(泣)

 

 

そういった意味で、
素晴らしいと思うのは

キットカットなどの包装!

こちらは独自の技術で
100%紙製の外袋です。

 

 

 

もちろん、個包装は
まだまだプラ袋です。

ここまでプラにすると
チョコにカビが生えたり
衛生面で問題がでるから
今の段階ではまだ仕方ない。

でも、外袋はばっちり
紙オンリーのSDGsパッケージです。

 

 

 

これは大手の技術なのですが
いろいろと問い合わせさせていただいて

パケマツでも
2023年春以降くらいから
取り扱いできるようになりそう!

また正式に取り扱い
できるようになったら
また告知させていただきます。

本当の意味で
SDGsに取り組んでいきましょう!

 

 

 

本日のお話は

知識の不足、意識の不足から起こる
SDGsパッケージの間違い

でございました。

あなたの今日一日が
SDGsに取り組む
一日でありますように!

 

 

パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。



お問い合わせフォーム
https://www.p-matsuura.co.jp/company#formArea

 

 

パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ!
https://www.p-matsuura.co.jp/result

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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