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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > <事例研究>パッケージの進化と賞味期限の延長 ~環境負荷か?フードロスか?~
2023年05月17日

<事例研究>パッケージの進化と賞味期限の延長 ~環境負荷か?フードロスか?~

1968年に
ボンカレーが登場!

とっても便利な
世界初のレトルト食品!

現在は賞味期限は約2年ですが
発売当時は
どのくらいだったかご存じですか?

①1年間
②6ヵ月間
③3ヵ月間

 

 

 

おはようございます。

パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!

“売れない”を
“売れる”へ変える

パッケージマーケッターの
松浦陽司です!

本日のお話は

<事例研究>

パッケージの進化と賞味期限の延長
~環境負荷か?フードロスか?~

で、いってみよーー!

 

 

 

レトルトカレー
発売当初の賞味期限!

③3ヵ月間が正解!

 

 

・・・というか
もっと正確には

夏 2ヵ月間
冬 3ヵ月間

だったんですよね。

 

 

「短いなーーー」って話です。

夏が2か月間だなんて
今ではとても考えられない(汗)

 

 

これは仕方ないことなんです。

発売当時の
パッケージ材質は
透明のフィルム(ポリエチレン/ポリエステルパウチ)でした。

 

 

透明なので
光を通して
品質劣化するわ。

酸素も少し通してしまうので
酸化するわで。

致し方ない賞味期限だったんです。

 

 

 

それがパッケージの進化!

あなたが「レトルト」って思う袋である
銀色の袋!

そう!

アルミ袋(ポリエチレン/アルミ/ポリエステル)
に変わったことによって

賞味期限が2年間と
飛躍的に伸びたのです。

透明の袋よりも
光と酸素の遮断率が
格段にあがったのです!

 

 

 

ここで問題になるのが
プラ、特に「アルミ」です。

アルミ(箔)の袋は
基本的には
(ポリエチレン/アルミ/ポリエステル)
という3層構造!

「複合フィルム」と呼ばれるのですが
これが環境に負荷を与えてしまいます。

 

 

 

しかし、その一方!

添加物を無理に加えなくても
劇的に賞味期限が延びる!

SDGs的に考えると

目標2 「飢餓をゼロに」

フードロスを劇的に減らす
救世主であるともいえます。

賞味期限切れで
食品を捨てるのって
もったいないですもんね(汗)

 

 

 

ところで

「これでレトルトカレーの
進化は終わりなのか?」

パッケージの進化を
あなどらないでね(笑)

 

 

 

2003年 ボンカレーパッケージは
さらに進化!

アルミを使っていたら
レンジ対応ができないので
「脱アルミ」!

しかも安全に加熱できるように
蒸気孔が開くようになりました!

 

 


参考記事 周囲の反対を押し切って実現した「ボンカレー」の電子レンジ対応

ちなみにこの
「箱ごろレンジ」ですが
おいしさアップ・時短・エコにもつながってます!

こんな風にパッケージも
進化しております。

環境負荷と
フードロスのバランスもとり
ボクたちも進化していきましょう!

 

 

 

本日のお話は

<事例研究>
パッケージの進化と賞味期限の延長
~環境負荷か?フードロスか?~

でございました。

あなたの今日一日が
バランスのとれた
一日でありますように。

 

 

 

 


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この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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