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2019年09月10日

【日高食品工業さんの「昆布屋さんのイチ推し昆布」開発秘話】

<老若男女問わず昆布に親しんでもらえるようなパッケージを考案したい>

このように、日高食品工業の中島祐樹さんから依頼を受けました。
これに基づいて、パケマツの言うこと聞かないデザイナー桑原基輔が
デザイン作成に移行!

果たして、どのようにデザインを展開して行ったのか?

<売り場を調べ、ペルソナを絞り込む>

まず考えたのが「売り場」のこと。
「スーパー」がメインということで、現地調査を開始します。

ほとんど、どのスーパーでも
ワカメと昆布はいっしょくたにされて、同じ棚に置かれる場合が多い。
ここで如何に目を留めてもらうのか??

そこでペルソナを3種類設定しました!

1 毎日、昆布を使いこなしている主婦
2 週末くらいは本格的な料理をする主婦
3 昆布の使い方すら分からない主婦

この3種類のペルソナを、仮に設定し、
中島さんと相談を重ねていきます。

<望んでいるモノ、コトが違う消費者>

さて、それぞれ、3種類のペルソナが望んでいることを考えてみましょう。

1 毎日、昆布を使いこなしている主婦
→昆布の味が大事!産地や品質が大事!

2 週末くらいは本格的な料理をする主婦
→ある程度の料理の知識はある

3 昆布の使い方すら分からない主婦
→レシピを知りたい、使い方を知りたい

こんな風に、望んでいることが違う!

最初は「老若男女」と言われていましたが、
中島さんも「これは厳しい」と納得。
「3の昆布の使い方すら知らない主婦」にペルソナを設定!
レシピ、使い方、コトを重視したパッケージにすることを決定!

「老若男女」と言われてもやはり難しい
「絞り込む」ことが大切です。

そしてこちらの商品が生まれました!

<昆布屋さんのイチ推し昆布>

だし料理を初めてしようと思った方は、
「なにを買っていいのか分からない」と思ってます。

だから、ネーミングで、
「昆布屋さんのイチ推し」と伝えます。

レシピを表にも載せることで、
「ああ、こんな料理にも使えるんだ」と気づいてもらえます。

裏面には定番の「和風だしカレー」のレシピ掲載!

自社サイトに誘導するように
「昆布を使ったおばあちゃんのレシピはコチラから」と
QRコードも掲載させて頂きました。

ぜひ、みなさん、サイトもチェックしてみてくださいね♪

<日高食品工業 株式会社>

http://hidaka.yh.shopserve.jp/index.html

〒671-0254兵庫県姫路市花田町勅旨30番地の1
TEL:079-251-1152
FAX:079-251-1153

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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