「包む」って、愛だった。パッケージの起源と“包”の意味
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
パッケージって面白い weeklyノート 2026-1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あけましておめでとうございます!
今年も、よろしくお願いいたします。
年始って、なぜか“包まれたもの”が気になります。
福袋、お年賀、ぽち袋、のし袋、手土産…。
中身より先に
「パッケージ」でテンションが上がる。
そう、パッケージで体感価値が変わる!
貧相なぽち袋よりも
<ネスレ>ポチ袋付きキットカット2026 が
子どものテンションが上がることは間違いない。

あれ、よく考えると不思議ですよね。
唐突ですが――
パッケージの起源って、何だと思いますか?
「商品を守るため?」
もちろんそれも大事ですが
日本の場合、もっと根っこが深い。
一説には、日本の“包む文化”は
奈良時代頃からあったとも言われます。
当時は今みたいな箱や袋というより、布で包む。
つまり、風呂敷や袱紗(ふくさ)的な世界です。
ここに、パッケージの原点があるとボクは思っています。
なぜ包むのか?
日本では、品物を裸で渡すのは失礼――という感覚が昔からあります。
だから「包む」。
包むことで、相手への敬意を払う。
パッケージは“礼儀の文化”だったんですよね。
言葉も面白いんです。
「慎む(つつしむ)」という言葉は、
「包む(つつむ)」と同じ語源だ、という説があります。
風呂敷や袱紗の中に商品を包み
“慎ましい”気持ちと共に伝える。
興味深いと思いませんか。

いま風呂敷は減り
袋、箱、包装紙、紙袋など
形は変化しましたが
私たちは今でも毎日、
商品や気持ちを“慎ましく包んで”います。
さらに「包」という字は
妊婦(胎内の子)を表す象形文字だという説もあります。
大切なものを生み、守り、慈しむ。
包むって、めちゃくちゃ愛が深い行為なんですよね。

パッケージは、ただの「入れ物」ではありません。
中身に“新しい命”を吹き込む、経営の道具なんです。
同じ中身でも、
誰に、どんな場面で、
どんな包み方(パッケージ)で渡すのか。
それだけで、商品は“別物”になります。
年始は、包む文化を思い出すのに
ちょうどいい節目。
今年はまず、
目の前の商品をひとつ手に取って、
「これは何を包んでいるんだろう?」
と、ぼんやり考えてみる。
それだけでも、十分だと思います。
考えてみたら、わくわくします。
2026年も、よろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【速報】
急遽、決定!
2026年3月25日(水)18~20時の予定
BE Messenger 湯本厚志さんと
コラボセミナーをすることになりました。
場所は池袋なんですが
オンラインでの参加も可能。
正式に応募が開始したら
また連絡させていただきます。
少々、お待ちくださいませ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【書籍情報】
▼amazon商品開発部門2位獲得の著書▼
売上がグングン伸びるパッケージ戦略
https://amzn.to/3AbyKGD

▼その他の著書▼
売れるパッケージ5つの法則と70の事例
https://amzn.to/3Uzt8Oz

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[発行元] 株式会社パッケージ松浦
[住所] 徳島県徳島市丈六町山端10-1
[連絡先] package-matsuura@p-matsuura.co.jp
[ホームページ] https://www.p-matsuura.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
配信を解除する場合はこちらから。
https://forms.gle/5gAxmWSYbGvjeaET7
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。







