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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【「原材料価格高騰、消費税アップ、本来は値上げだけど、そうすると売上ダウン」を防ぐパッケージ】
2012年11月24日

【「原材料価格高騰、消費税アップ、本来は値上げだけど、そうすると売上ダウン」を防ぐパッケージ】

【「原材料価格高騰、消費税アップ、本来は値上げだけど、そうすると売上ダウン」を防ぐパッケージ】


おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
いよいよパッケージマーケティングネタ499本目です!

 

3年前のチョコ原材料高騰の時、殆どのチョコ会社が値上げをして売上を落としました。
しかし、ロッテのガーナだけは単価アップせず、そして売上を伸ばしたそうです。
なぜでしょう??

 

やむを得ない理由で商品の価格を変えないといけない時があります。
その事例を2つ挙げさせていただきます。

①原材料価格の高騰
商品を作るにあたって、仕入の価格が上がったら、そりゃもう、商品の価格を上げないといけません。
3年ほど前ではチョコの価格が高騰して、各社がチョコ価格を値上げしました。

②消費税増税
今は内税表示が基本となっています。
当然、現在105円(税込)が、2014年4月に消費税アップになれば、
それと共に108円(税込)になります。
メーカーは決して悪くないのですが、消費者にとっては値上げと感じます。

現在、消費者は価格に対して本当にシビアです。
1円の価格差に非常に敏感になっています。

事実、3年前にチョコメーカーが値上げしたとき、殆どのチョコメーカーは売り上げを下げました。
1997年の消費税増税の時は、日本国中、消費が冷え込みました。

 

「じゃあ、売上を落とすしかないのか?」
「利益を削るしかないのか?」
そんな悲鳴が聞こえてきそうです。
でも、パッケージは殆ど変えず、商品も殆ど変えず、売上・利益を維持する方法もあります。

ロッテのガーナはチョコ価格高騰時も単価アップせず、売上を伸ばしました!
その理由は「内容量」だったのです。
内容量をほんの少しだけ減らして、単価を据え置きにしました。

 
 

58g→55gなどです。
パッケージの見た目には、まぁ分からないでしょう。
単純計算ですが、約5%の利益改善です。

消費者目線で聞くと、ひょっとしたら「消費者をだましてけしからん」と思う方もいらっしゃるかも知れません。

 

でも、私は思うんです。
赤字はいけない。
企業も適正な利益を上げないといけない。
お客さんの愛している商品をなくすわけにはいかない。
そのためには存続をしないといけません。

でも、値上げは受け入れられない風潮。
これはギリギリの範囲の企業努力なんです。
顧客満足と企業努力の接点。
私は、どうしようもない時は、やるべきだと思います。

パッケージも、商品も、殆ど変えず。
お客さん満足も、企業利益も、可能な限り傷をつけない、ギリギリパッケージマーケティングでした。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。

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