【75のメリットを伝える赤ワインラベル「Point after Point wine bottles」】
今日、紹介するパッケージは「Point after Point wine bottles」というワインのパッケージ!
まずご覧ください。
・・・ん?
なんだかけったいな点が並んでいるこのパッケージ。
よく見ると、点じゃんくって数字が並んでいますね。
1から75まで。
この数字を順番に繋いでいくと、、、
犬や猫になる!!
どうやら鉛筆もセットで売られている模様。
おもしろいアイディアですよね!
パッケージで遊べるし、「これって知ってる?」なんて話題にもできる。
SNSでも取り上げられやすいと思います。
「パッケージって中身を保護できたらいいんでしょ」と考える人も少なからずいます。
でも、こんなパッケージを見てたら「そうじゃない」って思いますよね。
こんなパッケージだと一発で「このワイン」って覚えてもらえる
他の商品と全く違うって識別ができる。
ブランド化に近づきますよね。
とっても重要な意味合いを含んでいるんです。
ちなみに「なんでイヌネコなの?」って思いますよね。
どうやら毎年のペットフードフォーラムトレードショーで
お客さんに提供して、こちらの会社の「75のメリット」を紹介するのに使うそうです。
数字にも意味があったんですねー。
ペットフードと赤ワイン。
関連性がないのが逆にインパクトありますねー。
ネタ元 https://www.commarts.com/exhibit/point-after-point-wine-bottles
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。