占い依存症パッケージ ~毎日食べるものだから~
「占いなんて信じない」という貴方へ
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は本当は大阪出張だったのですが、急遽行けなくなりました。
代理でパッケージ松浦の明石一輝君が行ってくれました。
ありがとう。
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「占い依存症」
こんな言葉があるくらい、占いには常習性があります。
例えば、
毎日、歯を磨いている人は、毎日歯を磨かないと気持ち悪い。
毎日、朝のテレビ番組で占ってから一日を始める人は、見逃すと一日中気持ち悪い。
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3日連続で日乃出本店さんの記事を書いてきました。
昨日は、ぶどう饅頭3本入りに入っている幸運くじのことを書きました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11017433270.html
実はこの「幸運くじ」の秘密は、4種類あるだけではないんです。
実はそれぞれに価格が違い、そして占いがついてます。
さらには、読むと思わず笑ってしまう仕掛けもあります!
壱億円札は「大吉」です。
「このおみくじを大切に持ち、「大吉」を参枚集めるがよし
必ずあなたのもとに幸福が訪れる」
と書いてあります。
大吉を三枚集めると、3000円相当のお菓子と交換してくれるのです!
壱千万円札は「中吉」です。
「あと一歩の所まできています。甘いものを食べるとあなたのもと幸運が訪れるだろう」
・・・結局、またぶどう饅頭を食べてね!・・・って言いたいんです(笑)
壱百万円札は「小吉」です。
「大のつくものを探すとよい
それは求め続ければ必ず見つかるだろう
甘いものが幸運を運んでくれる」と書いてます。
壱十万円札は「末吉」です。
「継続は力なり
探し続けることがなにより大事
小さくて甘い物の中に探し物はあるだろう」と書いてます。
小さくて甘いものって、ぶどう饅頭のことです(笑)
ターゲットが、個人か家庭なので、「毎日食べて欲しい」というところから、
「毎日、占うのが楽しい」という価値も加えてみました。
貴方のパッケージにも、毎日、開けて欲しいような仕掛けを作っては如何ですか?
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ちなみに、こちらの文章を考えてくれたのは、ライトハウスさん!
野田ハニーさんのこんな商品もプロデュース!
ごはんがすすんで「生姜」ない (笑)
関連記事はこちら!
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11008281179.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。