キット高く飛べる年になるよ!
「うちのお菓子は食べるだけ」と思っている貴方へ。
パッケージを変えるだけでも、価値を変え、ターゲットを変えることがありますね。
おはようございます。松浦 陽司です。
いよいよ、徳島マラソン!
本日9:00スタートです!
6時間完走目指して頑張ります。
7時間の足切り前には何とか・・・・。
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お年玉は何歳から「もらう」から「あげる」ようになりましたか?
社会人になるとあげるようになる方が多いでしょうか?
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今年の初めにこんな商品を貰った人はいませんでしたか?
「キットカットのお年玉
2011年 キット高く飛べる年になるよ」
パッケージです。
お年玉なのでもちろん、ポチ袋がついてます。
郵政とネスレジャパンのコラボ商品で、
現金書留の封筒に入れて送ることができます。
遠く離れたお子さん、お孫さんにもお年玉が送れますね!
この商品の素晴らしいところは、
①パッケージを変えただけで、商品が変わった。
キットカットという商品が売り物でなく、お孫さんを思う気持ちが商品になった。
②郵政&ネスレコラボ
おそらくネスレさん1社では、おじいちゃんおばあちゃんをターゲットにできなかったでしょう。
ところが、郵便局に来たおじいちゃんおばあちゃんが思わず孫のために買ってしまう。
しかも、現金書留を書いてくれれば、郵便局も嬉しい。
③「2011年 キット高く飛べる年になるよ」
いやー!このダジャレは素晴らしい!
ちなみに、2010年版はこちらでした。
そして、2012年版はこちらです。
パッケージを変え、ターゲットを変え、売上を変える!
こちらの事例に学ぶことは多いですね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。