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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > SDGsウォッシュ パッケージ3パターン 真の持続可能な社会を目指して
2022年01月27日

SDGsウォッシュ パッケージ3パターン 真の持続可能な社会を目指して

「SDGs」って言葉は
ご存じですよね。

では
「SDGsウォッシュ」って言葉は
ご存じでしょうか?

これは
「SDGsっぽく見せてるけど
実態、伴ってないでしょ」
って意味なんです。

こんな企業が
実は多くある(汗)

そして、まじめに取り組む企業も!

 

 

おはようございます。

パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍

“売れない”を
“売れる”へ変える

パッケージマーケッターの
松浦陽司です!

本日のお話は

SDGsウォッシュ
パッケージ3パターン
真の持続可能な社会を目指して

で、行ってみよーーー!

 

 

ソーセージの
シャウエッセンが
遂に減プラに取り組みます!

ソーセージ業界
巾着のような包装廃止へ
プラスチック削減で

 

 

見た目は巾着パッケージが
派手で目立ちますが
今はSDGsに向かう世界!

過去の慣習や歴史に
従うのではなく

「脱プラ」「減プラ」
取り組むこの姿勢!
とっても大切です。

この変更で30%の減プラ!

そして、業界全体で
変わっていく方針とのこと。

 

 

「SDGsウォッシュ」ではなく
「SDGs」の取り組みですね。

すばらしい!

 

 

でも、逆に、けっこう
SDGsウォッシュな
パッケージってあるんです。

それって、本当にSDGsの
目標12 つくる責任 つかう責任
目標14 海の豊かさを守ろう
につながっているのかな?

 

 

松浦が考える
SDGsウォッシュ
パッケージ3パターンはこれ!

①プラに他のモノを混ぜる
②内側がプラなのに「紙」表記
③トレードオフがある

順番に解説します。

 

 

①プラに他のモノを混ぜる

「プラスチックに××を混ぜて
少しでも地球に優しいプラ誕生」

という企業も、時々あります。

××には、紙由来、
植物由来、
動物由来の
何かが入るのですが

これって、そもそも
そんなに無理やり
混ぜ込む必要はないかと。

 

 

「でも、プラは減ってるでしょ?」

という気持ちもわかるのですが
これにより実は
リサイクルができなくなります!

 

 

例えば
プラスチックがPE(ポリエチレン)単体だったら
PEでリサイクルできます。

でも、ここに異物が入ったら!
もうリサイクルできないんです。

これでSDGsって言える??

 

 

②内側がプラなのに「紙」表記

「環境に優しく
紙パッケージに変えました」

なんていう企業もあります。

もちろん、本当に
そうしている企業もあります。

ただ、一部の企業で
そうじゃないときがあります。

容器リサイクル法の
盲点を突いた技で
SDGsウォッシュパッケージがあるんです。

 

 

パッケージに使用される
紙とプラの重量比で
紙が51%を超えると

リサイクルマークが
「紙」マークだけでOKになるんです。

 

 

これによって
パッケージ内側がプラなのに

堂々と
「紙パッケージになりました」
という企業もあります。

SDGsウォッシュやなー。

 

 

③トレードオフがある

トレードオフとは

「プラ削減をとれば
フードロスが増える」

などの、片方をとれば
片方がダメになること。

 

例えば

「プラスチックフィルムを
紙パッケージに変えました!
でも、賞味期限が劇的に短くなって
食品ロスが増えました」

「トレーの使用をやめ
30%の減プラ達成!
でも作業性が悪くなったので
社員の残業が50%増えました」

こんなことも起こりうるんです。

それじゃ、
SDGsウォッシュですね(汗)

 

 

以上、松浦が考える
SDGsウォッシュ
パッケージ3パターンでした。

少しでも本当の
SDGsのための
提案となれば幸いです。

 

 

本日のお話は

SDGsウォッシュ
パッケージ3パターン
真の持続可能な社会を目指して

でございました。

あなたの今日一日が
真のSDGsにつながる
一日でありますように。

 

 

パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」
お客様と共に開発しております。

パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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