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2014年08月17日

【パッケージを変えたら「あきたこまち」の売上が8倍に!?若者のお米離れも防ぐパッケージ】

【パッケージを変えたら「あきたこまち」の売上が8倍に!?若者のお米離れも防ぐパッケージマーケティング】

こんにちは。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。

こちらの平凡な「あきたこまち」のお米。
パッケージを変えたら、売上8倍になっちゃったんです。

リニューアル後がこちら!

萌え系キャラクターを大々的に配置しました!
これで売上8倍です!
(世界一受けたい授業HP2014年より抜粋)

パッケージ目当てで若い世代が購入して、
その後、「ぼくも自炊をしてみよう」と、お米離れを防ぐ結果にもなっているんだとか!

パッケージを変え、売上8倍!
若者の消費者離れも防ぐって、すごいですね。

追記
2009年当時の様子は下記の通りでした。

おかげさまで大反響 JAうご産・あきたこまち 美少女パッケージ 
広報「JAうご」(2009.1 新年号 No.26)

【経緯】

この秋、当JAはいつもの年とはおもむきが違った。俗に”萌え”と呼ばれる文化のパワーに圧倒されることとなる。きっかけは今年、本町で開催された「うご夏の夢市・かがり火天国」が始まりだった。

このイベントの企画の一つに、「かがり美少女イラストコンテスト」という萌え系イラストコンクールがあるのだが、そのゲストに、業界屈指の人気イラストレーターとして名を馳せる西又葵さんが来町されたのである。
仕事柄、あまり遠出することのない西又さんは、本町の自然や食べ物を大変気に入ってくださったらしく、「私に何かできることでもあれば…」という話になった。

そこでかがり美少女イラストコンテストの実行委員である山内氏(東京在住・元西地区出身)が、当JA産あきたこまちとの橋渡しをしてくださり、また羽後町 工業クラブ・商工会・観光物産協会などの様々な団体のバックアップもいただくなどして、当JAのみならず”萌え”と地元農産物、ひいては羽後町とのコラボレーションが実現したのである。

かがり美少女コンテスト【反響】

正直、当初は「こんな米袋作って大丈夫かいな」という感じだった。ところがいざネットで予約注文を始めるや否や、一日で千件もの注文が舞い込んだ。また盆踊り会館で行った先行販売には、県外からの購入者も、続々と訪れるという嬉しい悲鳴状態と相成った。

結果的に、九月下旬からの注文件数は三千三百件、数量にして三十ニトン。例年だと通年で十五トンが平均であったので、わずか三ヶ月で倍以上の売上を記録した。 また、ご購入される方は米よりも袋が目当てのお客様がほとんどだと予測していたが、七十名ほどの方々が、継続購入者となってくださっている。

実際、対応の遅さには苦情があったものの、米に関しては一件たりとも苦情はいただいていない。もちろん、だから対応が遅くてもよいだろうということではなく、今後はこれまで以上に迅速な対応を心がけていきたい。

【展望】

西又先生直筆メッセージ今回の購入していただいたお客様は、大半が二十代から三十代の若い方々である。それこそ自炊をしたこともないという人から、この度の購入を機に初めて米を研いだというメッセージをいただいた。
きっかけはどうであれ、今まであまり触れ合うことのなかった世代の消費者と、一本のパイプができたということは本当に嬉しい。 さて、食品業界が偽装問題等で大いに揺れた今年であったが、当JA産の安全安心で美味い農産物ならば、自信を持ってお客様の食卓にお届けできるということを、改めて感じることの出来る年の瀬となった。

今後も西又先生からの応援をいただきながら、パッケージ屋ではないJAだからこそできる、一流のイラストレーターと一流の食材とのコラボレーションにより、更なる”うこの農産物ファン”の獲得につなげていきたいと思う。

以上、広報「JAうご」(2009.1 新年号 No.26)より転載

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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