【体験を伝えると価格16倍以上にしても売れる!ゆかりをペンケースに入れて持ち歩くパッケージマーケティング】
【体験を伝えると価格16倍以上にしても売れる!ゆかりをペンケースに入れて持ち歩くパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
「ゆかり」ってご存じですよね。
三島食品さんのロングセラー商品です。
アナタも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
一般的なパッケージは袋やビンです。
食卓で使いますよね。
でも、三島食品の社長である三島豊社長は満足しません!
「なんとかして、ゆかりを持ち歩けないか??」ということをずっと考えていたそうです。
そして生まれました!
「ゆかりペンスタイル」
うおー。
なんじゃ、これは?!
ゆかりがペンに入っている!
ペンの先からゆかりがでてくる仕組み!
素晴らしいパッケージ!
ペンケースに入れて持ち歩いてもまったく違和感がない!
「商品」である「ゆかり」というよりも、
「持ち歩ける」という「体験」を売っています!
ちなみに、こちらの「ゆかりペンスタイル」は1本500円で売っています。
普通の袋タイプと比較してみましょう!
袋 26g 130円(1g=5円)
ペンスタイル 6g 500円(1g=約83円)
おお!
なんと!
1gあたりの価格は約16.6倍にもなる!
すばらしい!
体験を伝えると、安売りしなくってもいいですね!
本日のお話はブランド・マネージャー友達のスーギーこと、
谷商会の杉野健介さんに教えていただきました!
ありがとうございます。
杉野さんのブログ
http://ameblo.jp/tani-brand-manager/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。