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HOME > BLOG > 徳島経営研究会 > 【障がい者雇用をするのは何故だ?】~徳島ランドリー寺田敏行社長の理念委員会~
2019年11月28日

【障がい者雇用をするのは何故だ?】~徳島ランドリー寺田敏行社長の理念委員会~

<障がい者雇用は何のためにするの?>

1)社会貢献のため
2)法律で定められているから?
3)利益を出すため

さて、徳島ランドリーの寺田敏行社長が導き出す答えはなに?
結論から言うと「利益を出すため」だそうです。
その理由とは?

<徳島経営研究会 理念委員会 開催>

2019年11月27日(水)
徳島ランドリー 寺田敏行氏
「ダイバーシティ経営の推進」
~我が社の障がい者雇用の取り組み~
が開催されました!

<おしぼりとは日本の文化だ>

徳島ランドリーは「貸しおしぼり業」がメインの会社。
飲食店に行ったら出てくる「布」のおしぼりレンタルです。

ちなみに、「紙」おしぼりではなく「布」おしぼりにこだわっています。
理由は何故なのか?
それは「日本古来のおもてなしの文化」だからです。

始まりは室町時代、旅に疲れた旅人たちを、
旅籠(はたご:現在で言う旅館)の人たちは
塗れた手ぬぐいを差し出して、おもてなしをしたというところがスタートなんだそうです。
なるほどー。

<障がい者雇用は義務>

ちなみに法律で
「障がい者雇用 法定雇用率2.2%」ということが定められています。
単純計算すると、「46人雇っているなら、一人は障がい者雇用する」ということ。

しかしながら、徳島ランドリーはこのような法律がでる遥か前から障がい者雇用をし
法定数を遥かに超える人数を採用!
さらには、10年以上勤めてくれている人もおり、
中には36年間勤めている人もいるんだとか。

さて、冒頭の質問。
なぜ、障がい者雇用をするのか?

1)社会貢献のため
2)法律で定められているから?
3)利益を出すため

で、2)の社長さんが多いんですよね。
このくらいの規模の会社になると
「あぁ、うちももうすぐ1名雇わないといけないな」
と嘆いている。

でも、寺田さんは語ります。

「徳島ランドリーは福祉施設ではない、営利企業である」
「社会貢献のために雇うのではない、確実な労働力の確保です」
「つまりは、利益のためです」

 

<障がい者雇用のメリット・デメリット>

障がい者の「得意なことへの理解」が必要とのことです。

・仕事を一度覚えると強い
仕事を覚えるまでには3倍以上、それ以上かかることもある。
でも、一旦覚えると、健常者より遥かに正確で速い。
かかる ルーティーンワークが得意!

・遅刻欠勤がほぼ無い
規則正しい生活を送るので、風邪もほぼひかない。
安定して労働を計算できる。

・離職率が極端に低い
徳島ランドリーでは16年で辞めた人が2人だけ。
しかも、家族の引っ越しと定年退職だけ。

もちろん、デメリットもいろいろ言われました。
「苦手なことへの理解」をしようということで
・あいまいな指示はしない  「ええ感じにしといて(笑)」などはNG。
・視覚で認識(見える化)  写真、イラスト、張り紙などで伝える。
・根気強く伝え続ける    何度も何度も理解するまで伝える。
・特性に対する周りの配慮  叫ぶ人もいれば、声が出ない人もいる

<マッチングの大切さ>

よくある就職受け入れで
「なんか、入社して来たら思ってたんと違う」ということ。
企業側が思うこともあるし、
社員さんが感じることもあります。

ところが障がい者雇用の場合、それがほぼないとのこと。
理由は「職場実習の受け入れ」です。

就労支援のネットワークや、支援学校などの協力により
障がい者が「職場体験」に来ます。

そこで、1ヵ月とか職場体験してもらう。
いや、2ヵ月の時もあれば、3ヵ月の時もある。
高校生の場合なら、1年生の時に1ヵ月、2年生で3ヵ月、3年生で6ヵ月の研修に来てもらうことがある。

それで「この人、いいな」となったら、採用を決める。
学生も会社のことがよくわかってる。
会社としても「戦力になる」ということが分かってる。
人間性もお互いに分かっている。
だから、雇うのだと。

<雇う選択肢、雇わないという選択肢>

※ここで大切なのは、
そこまで職場体験しても「雇わない」という選択ももちろんするということです。
営利企業なのでやっぱり「合わない」人を雇う訳にはいかないそうです。
それでも学生にとっては
「貴重な職場体験ができた」ということになり、感謝されるそうです。

「うちは仕事ができる障がい者を採用する」ということでした。

<健常者と障がい者ってなに?>

寺田さんはこんなことも言われました。
「健常者が、ある日突然に障がい者になる可能性がある」

突然の事故で身体障がい者。
あるいはうつ病などになって知的障碍者。
そんな可能性があるんだということ。

障がい者を雇うことが、
今いる大切な社員さんがもし障がい者になったときに、
そのままスムーズに、雇用を受け入れられる可能性が広がるんだと。

なるほど、こんな考え方もあったか。

<最後の挨拶>

最後に石橋副会長からの閉会の挨拶。
「正直、寺田さんを見直しました」とコメント!

実は石橋さんはそろそろ、40名を超えて、
障がい者雇用を「しないといけないな」と感じて
勉強のために、聴きにきたんだそうです。

「でも、そうじゃなかった」
と石橋さんは寺田さんに感謝の気持ちを込めて、閉会となりました。

寺田さん、ご発表をありがとうございます。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございます。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。

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