【パッケージの入数変更が商品開発と単価アップにもつながる「羽田空港ひとくちおこわ」】
【パッケージの入数変更が商品開発と単価アップにもつながる「羽田空港ひとくちおこわ」】
おはようございます。松浦 陽司です。
過去に何回か、「羽田空港ひとくちおこわ」の事例を書きました。
●限定感を煽って売上アップ事例の記事
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10992792927.html
●パッケージの3つの役割の記事
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11061198265.html
そして、過去にパッケージの入数を変えることで
新しい商品開発になることもお話しました。
●日乃出本店のぶどう饅頭が「9本入り」から「3本入り」で売上アップ!
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11017430775.html
今週、羽田空港に行った時、「羽田空港ひとくちおこわ」に
新商品が誕生していました!
従来の「3個入り」の横に、
新商品の「4個入り」が発売されております!
もともと、一口で食べれる商品なので、3個で少ないという意見もあったんでしょうね。
4個入りを販売してます。
●3個入り 500円
●4個入り 680円
・・・で、私は理系なもんで一目で違和感を感じました。
皆さんは如何ですか?
以下はパッケージマーケティングではなく、パッケージマジックのお話。
メーカー側、顧客側の気持ちになって読んでくださいね!
☆☆☆
【顧客側】
おっと!4個入りが販売しているんだ!
今までちょっと少ないと思っていたら、ラッキー!
お得だし、今日はこれを買って食べよう。
・・・ん?
ちょっと待てよ。
本当にお得なのか???
【メーカー側】
4個入りの要望もあるし、ここは新しいパッケージで新発売しよう。
単価設定は、あるいは入数設定はどうしよう。
おそらく売れるだろうから、客単価や生産効率ははあげたいなぁ~。
☆☆☆
はい。
そうなんです。
●3個入り 500円 → 1個当たり約167円
●4個入り 680円 → 1個当たり170円
入数が増えているのに、1個当たりの単価が約3円アップしてます!
普通なら「入数がアップしたなら、お得になる」というのが【顧客側】のイメージです。
でも、必ずはそうでないんですね。
アイスも1本入りと6本入りがあります。
6本入りがお得な場合ももちろんありますが、巧妙にサイズダウンしていて、実は1本の方がお得の場合もあります。
【顧客側】
お得かどうか、必ず「1個当たり」など、
同じ単位に揃えて考えてみてくださいね!
【メーカー側】
入数チェンジで客単価を上げるチャンスがあります。
「今の入数で適正なのか?」
必ず見直してみてくださいね!
本日のネタは高橋ふとん店の社長、高橋武良さんにネタ提供頂きました!
高橋兄さん!有り難うございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。