【50年以上のロングセラー 森永ホットケーキミックスの時代に合わせたパッケージ七変化(?)】
【50年以上のロングセラー 森永ホットケーキミックスの時代に合わせたパッケージ七変化(?)】
おはようございます。松浦 陽司です。
料理は素麺と目玉焼きくらいしかできません(笑)
パッケージを時代に合わせて変化するというのは非常に大事なことです。
日本にホットケーキの文化がなかった1957年に発売!
もう50年も超えるロングセラー!
しかも、1976年からずっと、30年以上トップの座をキープしているようです。
発売当初からずっと、「箱」が主流パッケージでした。
それが現在、「袋」タイプが主流になっております。
「ホットケーキミックス600g 150g×4袋 お徳用」
これはいろいろな理由が考えられます。
①包装資材代の削減
単純に箱より、袋が安いのです。
②袋の割安感
箱が2袋、袋が4袋でお得感があります。
パッケージにも「お徳用」と書かれていますね。
③ホットケーキの定番化
2005年から2011年にかけて、ホットケーキ需要が40%も増えているそうです。
よりお求めやすいパッケージが求められているのですね。
最近ではさらに、使い切りパッケージも登場しております。
これも非常に重要なパッケージの変更です。
発売当初の「目新しい食品」というポジションから、
身近な存在になっていく過程で、
パッケージの求められる昨日も変化していったのです。
非常に考えられたパッケージの変化ですね。
貴方の会社のパッケージは、今のままで適正なのでしょうか?
一度、考えてみてくださいね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。