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2021年04月3日

【目標38 村の豊かさを守ろう】~宮商店の「木樽で仕込んだ味付けめんま」~

短パン、長ラン、ボンタン、
裏地に龍虎の刺繍

いわゆる「ヤンキー」が
まだまだいたのが
今46才のボクの学生時代!

今23歳の原田有理さんに聞くと
「そんな人たちは居ませんでした」
だってさ。

時代は変わってますねー。
時代と共に、学生服も変わりますねー。

現在、採用がどんどん増えているのが
「ジェンダーレス制服」

こんなんです!
おや?!
一番気になる点でいうと
女子のスラックスがあるぞ!

これは

SDGs
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
目標16 平和と公正をすべての人に

に由来するものです。

LGBTなどの問題もあって
「女性だけど、スラックスがいい」
「体は男性だけど、女性的に生きたい」

そんな人もいます。
そんな人も誰ひとり取り残さない!

だから
「ジェンダーレス制服」
が必要になってくるんですねー。

SDGsが学生生活にも
浸透してきております。

さて、このSDGsに関して

目標14 海の豊かさを守ろう
目標15 陸の豊かさを守ろう

という項目もあるのですが、

目標38 森の豊かさを守ろう

というのがあるのをご存じでしょうか?

2020年10月26日
徳島県の唯一の「村」である
佐那河内村(さなごうちそん)の

宮商店の宮岡香織さんが
パケマツにご来社くださいました。

ご相談いただいたのは
メンマのパッケージです!

ところで、メンマって
何から作られるか知ってますか?

「竹」なんですよね。

たけのこじゃないですよ。
あの育った「竹」からできてます。

ちなみに、「竹害」って言葉
聞いたことありますか?

竹害(ちくがい)とは
かつて筍を採るために栽培されていた
孟宗竹の竹林が放置された結果、
周囲の植生に孟宗竹が
無秩序に侵入する現象のことである。
(Wikipediaより)

そんな竹害に悩まされる
佐那河内村を救うために!

宮岡香織が黙ってない!

孟宗竹を使って
「めんま」を作ろうと
そして、佐那河内村を守ろうと

そう決意されたんです。

そうして、何度かパケマツに
打ち合わせにご来社くださいました!

宮商店のつくる
「めんま」の最大の特徴!

それは
「木樽で仕込んだ」
ってことなんです。

木樽で仕込むと
ポリバケツで仕込んだ時と
仕上がりが断然違います!

ポリでやると何故か
発酵せずに廃棄になったり。

でも、木樽だと大丈夫とか。

やはり違いがあるのでしょう!

さらに、違いを探ります!

ホワイトボードに書きながら
「あーでもない、こーでもない」
と考えていきます。

実はここで生まれたコンセプトが

目標38 村の豊かさを守ろう

だったんです!

最初は
「メンマを食べて竹林整備」
と言っていたのですが

宮岡さんとボクで考えながら
「うーん、なんか、顧客に響かなそう」
とウンウン、言っておりました。

お客様が「竹林整備」を見て
「よし、協力しよう」って気になるかな?
そんな疑問です。

そこで、現在!
みんなが協力しているのが
「SDGs」

目標14 海の豊かさを守ろう
目標15 陸の豊かさを守ろう

これをパロディして

目標38 村の豊かさを守ろう

にたどり着いたんです(^^♪

あ、ちなみに
「なんで、38番なん?」
って話ですが

宮商店なので

「宮→ミヤ→38」

と変化しました(^^♪

「エスディージーズ」ならず
「エセディージーズ」の誕生です(笑)

大きな2つのコンセプト

「木樽で仕込んだ」
「目標38 村の豊かさを守ろう」

を盛り込んで
仕上がったパッケージがこちら!

じゃーん!
可愛いでしょう!

ロット(数量)の関係で
袋に印刷するのではなく
シール対応しました。

「木樽で仕込んだ」
「目標38 村の豊かさを守ろう」

というコンセプトを盛り込み!
「竹型」シールになりました。

「竹型シールにしましょう」
そう言いだしたのは
パケマツのエース・原田有理さん!

「竹からメンマが作られることを
伝えることができ、食育にもなる」

「だったら、竹型で、
そしてはみ出した方が目立つ」

「貼る時は斜めに張りましょう」

と色々アイディアを出して
宮岡香織さんに受け入れて頂きました!

ちなみに宮商店の
「木樽で仕込んだ味付けめんま」

ポリポリポリポリ。。。
いくらでもいけるな。
ビール欲しいな(笑)

今年は生産量が非常に少なくて

あるかどうか(汗)

宮商店に直接、
お問い合わせ頂けたらと思います。

宮商店
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宮商店の宮岡香織さん!ありがとうございました。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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