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2018年02月22日

<株式会社 いろどり 横石知二社長の講演レポート【儲かる農業ビジネスの手法~「価値を高く」を売る~】>

おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨日は大阪日帰り、下手したら東京でも日帰りできる便利な世の中ですね。


さて、2018年2月20日(火)は徳島県庁に居ました。
株式会社 いろどり 横石知二社長の講演!
【儲かる農業ビジネスの手法~「価値を高く」を売る~】を聞くためです。

最初のスライドにこんなことが書いてました。
「今の売り上げを2倍に増やす手法 ひとつでもやってみるかい・・・」
これは“聞いたら必ずなにか実行しろよ”という横石さんからのメッセージ!
気合入ります。


横石さんは今でも有楽町マルシェなどで現場に立って販売活動されます。
その時に絶対に言わない言葉があります。
それは「安いからお得」です。

それは「安いからお得」は農家にとって何の得にもならないから。
そうじゃなくって、販売する人は価値を言葉にしてお客様に伝えないと伝わらない。
「この椎茸は焼いたら絶品!」
「おでんにするならこの大根だ!」
こんなふうに価値を伝えるだけで、普通の販売員の何倍も売り上げてしまうそうです。

「安いからお得」は誰も幸せにならない。
農家の首を絞めているだけだから「適正価格」で販売することが必要なんですよね。


何を価値とするか?
それはいろいろある。
例えば、食べ方、機能性、欠品なし、美味しさ、便利さ、つくる人、地域だって価値になるんです。
価値を伝えて売るのと、伝えずに売るのでは、価格もまったく変わってくる。

お客さんには意外と価値は伝わってない。
・・・というか、知らない。

農家さんが当たり前と思っていること。
「このお芋はどう料理したらおいしいのか?」
「このトウモロコシは何分レンジでチンしたらおいしいのか?」
こんな当たり前のことも知らないから、ちゃんと伝えないと行けない。
そうしないと、、、「安いからお得」になっちゃう。


農家さんは自分たちの商品を卑下する傾向がある。
「これは小さすぎるクズのミカンだから」
なんて言う人があまりにも多い。
クズのミカンなんてないのに、自分たちで価値を低めている。
小さいミカンは「宝石」と言ってみたりするだけで価値が高まる

いろどりでも実際に小さい葉わさびを「クズ」とは呼ばずに「マイクロ葉わさび」と呼ぶ。
そして「枚」単位で並べてパッケージでキレイに魅せるようにするとしっかりと付加価値がつく。
だいたい、農家は「Kg」で出荷しようとするけど、市場では「個」とか「枚」で必要とする。
パッケージ単位も変えないといけない。

このような価値を高めるお話をされていました。
最後はパッケージの話も出て、個人的には興奮しました(笑)

横石さん、ありがとうございます。
しっかりと行動していきます!

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この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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