【勢いだけでパッケージマーケティングデザインすることもあります(笑) 豊田商店さんの蝶ネク鯛シール】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
よくある質問に「松浦さんとお仕事したらどんな風に進めるのですか?」と聞かれます。
一般的には、
現状分析、
競合分析(3C分析)、
ポジショニング、
ペルソナ、
・・・なんて、一応言います。
・・・が、そんなにちゃんとステップを踏まないこともあります。
それは「イキオイ系」(笑)
例えば、徳島県の鳴門で美味しい干物を売っている豊田商店さん!
鯛やイカの干物に商品名シールの依頼を受けました。
楕円のシールに「鳴門鯛」とか書いたらいいんですけど、、、
それだけじゃ面白くない。
そんな時に豊田商店さんの渡辺英子(よしこ)さんとの会話。
松浦「楕円に名前書いときますか?」
渡辺「うーん、首元に蝶ネクタイなんてどうかな?」
松浦「え?!今、なんて言いましたか?」
渡辺「蝶ネクタイの形」
松浦「おお!それは蝶ネク“鯛”ですね!」
渡辺「あはは!」
ということで豊田商店さんの干物はこうなりました!
「鯛の干物」
まさに、蝶ネク鯛( 笑 )
以前は単なる無地袋だったおで、このリニューアル
(・・・というか、ワンポイントシールを追加)したことで
商品価値がグッと上がりました!
「天日干手造り」であることや、
「鳴門産 鳴門鯛」であることがよく伝わりますねー。
それにしても、「蝶ネク鯛」って笑うー(笑)
ちなみに、豊田商店さんの干物は本当にその日捕れた魚だけを開いて、
豊田商店の屋上で、天日で干しているんです。
だから、別格!
以前に徳島新聞に大きく掲載されました。
普通のスーパーで売っている干物って、
調味液に漬けられ、工場の扇風機で乾燥しているんですよね。
完全に別物です。
ちなみに、こんな種類があります。
鳴門産 鳴門鯛
鳴門産スズキ
鳴門産サバ
鳴門産ひめち
鳴門産ぼうぜ
鳴門産あじ
鳴門産たちうお
鳴門産かます
鳴門産いわし
鳴門産あおりいか
鳴門産はりいか
鯛やスズキ、イカにはこのシール、よく似合ってます。
首元に蝶ネクタイ!
凛々しいです!
ただ、たちうおなどの首がない干物には。。。
まあ、単なる品名シールになってるかも(苦笑)
予約をしておけば、「手作り干物体験」などもしてくれます!
自分で作った干物を食べるって素敵ですね!
実は食育にもとってもいいんです!
凛も5歳(2013年)の時に干物体験してました!
とっても喜んでいましたよー!
ぜひ、徳島の方は「手作り干物体験」してくださいねー!
オススメです!
県外の方はネットで取り寄せもできますよ!
本日はイキオイで進めるパッケージマーケティング話でした(笑)
有限会社 豊田商店
http://www.toyota-web.com/
〒772-0053
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字高砂203-2
Email:info@toyota-web.com
TEL:088-687-0856
FAX:088-687-0265
営業時間 7:00~20:00
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。