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2012年01月6日

【キリン氷結がスーパーやコンビニの棚を丸々頂いたパッケージマーケティング】

【キリン氷結がスーパーやコンビニの棚を丸々頂いたパッケージマーケティング】

「商品は味ごとに色を変える」と思っている貴方へ。
イチゴ味は赤。
レモン味は黄色。
その方が分かりやすいです。
これを「商品別」でなく「ブランド別」で考えるとまた話が変わります。

おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は年始回りで走り回りました。

☆☆☆

キリン氷結がトップシェアを保つ理由の一つ
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11125235093.html

☆☆☆

 

氷結は今でも30%を超える缶チューハイシェア率で推移中。
その理由の2つめとして、ブランド色を創ってしまった話があります。

 

通常、フレーバー展開の基本は
イチゴ味は赤、
レモン味は黄、
ライム味は緑、というような色に分けます。

その方が分かりやすいから。

 

でも、氷結は敢えてそうしませんでした。

おなじみのアルミ缶。
そして、青を基調とした十字に区切られたグラフィック。
この2つは販売当初から変わりません。

これで「商品展開」でなく「ブランド展開」していったのです。

そして、もう一つのメリットを生みました。

通常、スーパーやコンビニで陳列をされる時、
お客さんは色が違うと、別々の商品として認知します。
「氷結」ではなく、「イチゴ味の缶チューハイ」という感じです。
棚に1列しか並んでいないように感じます。

ところが、このようにブランド色を揃えると、
「缶チューハイ」ではなく、「氷結」として感じるのです。

棚にレモン味、梅味、グレープフルーツ味の評決が並ぶと、
棚一面に「氷結」があるということになり、
さらに、お客さんの認知度を高めます。

 

結果、缶チューハイ市場でシェア率トップを保っているのですね。
パッケージマーケティングは、こういったブランド展開にも一役買います。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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