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HOME > BLOG > 徳島経営研究会 > <「もし自分がお客さんだったら、自社のサービスを選択するか?」 アイグラン 重道泰造社長の教え>
2017年06月5日

<「もし自分がお客さんだったら、自社のサービスを選択するか?」 アイグラン 重道泰造社長の教え>

2017年6月2日(金)
日創研徳島経営研究会 6月例会が開催されました!


講師は「株式会社 アイグラン」の重道泰造社長!
テーマは「行動こそ真実」です!


会場の阿波観光ホテルには160名ほどの参加者が溢れました。
実は重道さんは3年前にも徳島経営研究会で講演していただいたことがあるんです。
「あの時の熱い思いに感動して」とリピート受講する方。
「どんな風に、アイグランが進化したのか?」と楽しみに受講する方。
さまざまな思いで皆さん、受講されていました。

アイグランは創業期はテレビをレンタルする会社。
重道さんが会社を継いでからはスーツケースをレンタルする会社。
社員5名で売り上げ3億くらいで順調に経営されていたのですが、
・・・経営危機が訪れます。

9・11テロです。
これにより海外旅行も出張のなくなり、まさかの売り上げ0円が何ヶ月か続く。
「こんなんじゃ社員を守れない」
そんな思いで保育事業に取り組み始めたのです。

今でこそ「待機児童」が溢れ、順風満帆に見えますが、
17年前は「待機児童」という言葉すらない時代。
親も社員も全員、反対する中、
「有事に弱い会社では社員を守れない」という固い決意で実行していきました。


重道さんは何度も言われました。
「ボクの信条は“行動こそ真実”です」
「いいと思ったらやってみる!
よかった続ける!
だめだったらやり方を変える!
まずかったらやめる!」

保育では「どこまで相手の立場に立てるか」を追求されています。

待機児童は2万数千人くらいで推移していると言われています。
ただ、「子供をあずけられるなら働きたいのに」という
「潜在的待機児童」は30万人とか40万人とも言われている。
こんなお母さんたちを何とかしてあげたいのだと。


特徴的な「相手の立場に立った」サービスがこちら。

●ウェブカメラの導入
自分の子供の様子をスマホやパソコンなどで親がいつでも見える。
親としてはとっても安心で喜ばれている。

でも業界では普及しません。
「見られたら都合の悪いことができない」
「監視されているみたいで嫌」で導入できるサービスではない。

●食育
食事のルールは「天然だし、冷凍食品使わない、おやつは手作り」。
現実的に忙しくて家ではなかなかできないこともある。
でも、本当はお母さんも天然ダシや手作り料理を作りたい。

「お母さん、それは子供にかわいそうよ」って責めるのは簡単だけど、
でも、現実的にできない人もいる。
それならば、お母さんの代わりに、アイグランがランチだけでも、オヤツだけでも、
こういう安全安心な料理を作るから、
「お母さん、安心してね」とメッセージを伝えている。

他にもいろいろあるのですが、
一つ一つとってみても素晴らしい取り組みです。


ところで、このアイグラン保育事業の取り組み。
着手当時は本当に回りの人に
「この人、頭おかしいんじゃない?
広島の地方のスーツケースレンタル屋が、保育事業に取り組む?!」
「3億円の会社が100億を目指すなんて、ちゃんちゃら可笑しい」
そんなふうに馬鹿にされていました。

でも、実際に全国に269園!
売上は本当に100億を突破しました!
なんてすごい力。

重道さんは言われます。
「思いを強く持つことが大切です!
いろんな意味で伝え続ける。
すると協力してくれる方、支えてくれる方が現れる。
ボクは助けてもらってばっかりだった。
厳しい言い方をすれば、助けてくれる人が出てこないって、まだまだ本気じゃないだけ」


そしてこんなことも言われます。
「実は今は努力しなくても、園さえ作れた入ってくる。
園だけ作って、相手の立場に立ったサービスなんかしないほうが、
努力なんかしない方が儲かるんです。

でも、アイグランは儲かるために仕事しているんじゃない。
お母さんが働いていると諦めないといけないことがある。
一緒にいたいと思っても。
せめて、一日全部は難しいかもしれないけど、ランチとおやつだけでも天然素材で。
せめて、ウエブカメラで見えるだけでも子供を見て欲しくって。
そんな思いで経営してます。

とあるお母さんの言葉が忘れられません
“子育てを振り返って、私は謝ってばかり”

子供の急な発熱で職場に電話かかってくる。
職場に“すみません”と謝りながら帰る。 
終わりの時間に間に合わず、保育園の先生には“遅れてごめんなさい”。
子供には“またせてゴメンね”。
ボクは思うんです。
謝る気持ちは大事だけど、本当はお母さんは悪いことなんてしたくない。
一生懸命に仕事も子育てもやってるんです。

アイグランは
“あなたのお母さんいつも遅いね可愛そうね”じゃない。
“あなたのお母さん、いつも頑張ってるね、素晴らしいね”って言いたい。

アイグランは
親の代わりにはなれなくても、気持ちを寄り添って、一番の応援団にはなれる。
お母さんにとって一番の応援団になる。
お母さんが笑顔じゃないと、子供が笑顔にならない。

そんな笑顔が日本一生まれる企業でありたい」
・・・と。
もう会場中、感動の嵐でした。


「もし自分がお客さんだったら、自社のサービスを選択するか?」
これが究極の考え方になりますね。
私も「相手の立場に立ったサービス」を考え直してみます。

重道さん、本当に熱血講演をありがとうございました!!!

会場は笑顔溢れていました!
運営スタッフの皆さんもお疲れ様でした!!

カテゴリー | 徳島経営研究会

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。

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