【くりや×パッケージ松浦 阿波美人オコメール パッケージ開発インタビュー】
香川県で美味しいお米の販売や通販をしつつ、
「オコメール」という独自の商品を展開する「くりや」さん!
徳島県のJAあぐり阿南さんが展開する「阿波美人」というお米のオコメールパッケージを
共同で開発させて頂きました!
先日は、くりやの徳永真悟社長(以下、敬称略)とサシ飲みをしつつ、
一緒に開発した時の様子を再度伺ってみました。
<松浦陽司>
どうしてパッケージ松浦に仕事を依頼しようと思ったんですか?
<徳永真悟>
色々お付き合いのある米穀業界のパッケージ会社さんがありますが、
今回は特に徳島産のお米の案件でもあったのと
松浦さんところと一度お仕事がしたいと思っていたので。
<松浦陽司>
それはありがとうございます!
ところで、依頼して良かったこと、びっくりしたことなどありましたか?
<徳永真悟>
提案頂いた案は3人のデザイナーで、全部で15案でした。
しっかり数を出してくれたこともとても良かったです。
(結果、5案採用)
様々なデザイナーさんとのお付き合いがあると思いますが
一部に偏らず色んな角度のデザイン提案があったので新鮮でした。
また、採用されなかったものの中にも個人的には面白いと思うものもありました。
(ちなみにこれがボツ案 → 詳しくはこちら)
やはりアートとは違うのでデザインは機能性が伴い、
お客様の頭の中にあるぼんやりとしたイメージを形にすることでもあると思うので
そこをよく理解されていると思いました。
頼んで正解でした。
<松浦陽司>
そんなに褒めていただいてありがとうございます。
ところで、販売後の評判や売れ行きなどはいかがですか?
<徳永真悟>
最初の商品販促品でしたが、レギュラーの商品としても商品化して約2年になります。
お米のブランド化、実際の販売も好評です。
パッケージを変える前と比べて単純に比較は出来ませんが、1.5倍には増えています。
<松浦陽司>
おおーー!
それはお役に立ててよかったです!
こちらこそありがとうございます!!!
ちなみに採用された5案はこちら!
定番の阿波踊りバージョン
阿波美人の挨拶バージョン
阿波美人いっぱいバージョン
阿南の方言バージョン
柚子の凸凹とオコメール表面の凸凹を活かしたバージョン
徳永社長、ありがとうございました!!!!
くりや株式会社
http://www.kuriya.jp/
住所 〒769-2402
香川県さぬき市津田町鶴羽778-26
TEL 0879-49-3388
FAX 0879-49-0300
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。