【ご当地系ラーメン、名店系ラーメンに続く、第3、第4のラーメンとは?】
先月、北海道に行きました。
新千歳空港でお土産物を見ていたら、徳島では有り得ない異常な光景が???
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
新千歳空港には「ラーメン道場」ってのがあって、
北海道の人気ラーメン店がなんと10軒もひしめきあっている!
その中で一番人気は「一幻」ラーメン!
うーん、ホントは「一幻」に行きたかったんだけど、長蛇の列で他の店舗に行きました。
・・・で、食後にお土産物屋さんに。
「ラーメンでも買って帰ろうかな」
そう思って、ラーメンのお土産物売り場で感じた、ちょっとした違和感。
「・・・ん?徳島のラーメン売り場とはなんか違うぞ?!」
普通、ラーメンのお土産ものって「ご当地系」ですよね。
徳島ラーメンとか、北海道ラーメンとか。
さらに絞り込むと「名店系」になってくる。
東大ラーメンとか、一幻ラーメンとか。
大抵の徳島の売り場の場合は「ご当地系」か「名店系」しかない。
でも、新千歳空港には言わば「第3系」が存在したのです。
それがこれ!
ほら!
分かります??
複数種類の味が入っています。
そう、第3系!
名付けるなら「食べ比べ系」です!
北海道も広い!
各地区で味も違うので、食べ比べができるようになってます。
また味噌の味の違いとかでも、食べ比べ。
お客さんに明確に
「一幻ラーメンが食べたい」って目的があるならいいんです。
でも、大抵の場合は「あの味も、この味も食べてみたい」という欲求があるんです。
そんなお客さんには「食べ比べ系」があると選ばれやすいですねー。
さらに、さらに、「第4系」と言えるべき系統もっ!!
分かります?
そう!
「対決系」ですね!
いや、「コラボ系」っていう方がいいのかな?
「一幻だけじゃなくって、あの店も食べたい。この店も食べたい」
そんな欲求を満たしてくれます。
こういった複数店舗がコラボしている系統もあるんです。
一店舗が「俺が、俺が」って言い合うんじゃなくって
「一緒に北海道を盛り上げよう」って気持ちが伝わってきます。
パッケージでもうまく表現されていますねー。
こんな風に地元を盛り上げるパッケージ商品開発ができたらなー。
よしっ!
やるかっ!
実はもう始動中。
またの情報をお楽しみにーーー♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。