【仕事と家庭、中身とパッケージ、どっちが大事なの?】
こんな質問を受けました。
「商品の中身とパッケージがあるとして、
中身とパッケージは何対何で、どっちが大切ですか?」
ボクは思わず答えました。
「パッケージが100%です」
でも、続けて言いました。
「中身も100%です」
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
例えば、角度を変えて
「仕事と家庭はどっちが大事?」って聞かれたらどうします?
どっちも大事でしょう!
仕事100%!
家庭100%ですよね!
人生は仕事と家庭でできています。
仕事0%で幸せになれますか?
家庭0%で幸せになれますか?
どっちが欠けてもダメでしょう!
ならやっぱり
「パッケージと中身はどっちが大事?」って
両方とも100%ですよね!
元々、「商品」とは「パッケージと中身が一体化したもの」なのだから
両方ともちゃんとしてないと行けないんですよ。
昔の北灘生活交流会の「焼肉のたれ」
せっかく、中身はいいのに、パッケージで損をしていた。
リニューアル後の「今夜は焼肉じゃ」!
語りかけ口調のネーミング、暖色系のパッケージで、売上が6倍になった!
こんなこともあります。
また変な例え話ですけど、
ハンバーグ弁当があったとします。
ハンバーグがめっちゃ旨い!
ご飯がめっちゃ旨い!
ただ、副菜についているサラダがめちゃめちゃマズイ、いや、腐ってて異臭を放っている!
このハンバーグ弁当って何点ですかね。
0点ですよね。
ハンバーグも、ごはんも100点ですけど、残念ながら弁当全体としては0点です。
ねーーー、やっぱり
中身もパッケージも100%大切ですよね!
だからもし、
「うちの商品は完璧だから」とか
「食えば分かってもらえる旨いんだから」とか
思っている人がいたら!
よかったら、ちょっと人生や弁当全体と思って考えてみてね!
仕事も家庭も!
ハンバーグもご飯もサラダも!
中身もパッケージも!
大切にしていきましょう!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。