ターゲットを変える、主戦場を変える、パッケージを変えるで、利益率2%から7%へ!
「大きい方がお客さんは喜ぶ!」と思っている貴方へ。
ターゲットや市場を見ると違うかも知れませんよ。
おはようございます。松浦 陽司です。
11月17~18日は出張でした。
今日は凛としっかり遊ばないと!
☆☆☆
本当の顧客はどこにいる?
「小瓶戦略」でファン拡大
宮崎本店(三重県) 宮崎由至社長
☆☆☆
「お酒は20歳以上の人が全員ターゲットだ!」
マーケティングの世界では間違ってます。
顧客は絞り込みをしないといけません。
宮崎本店さんも以前は「みんな」に売ってました。
4リットル容器で、安く、安く・・・・。
しかし、競合も激しい、販売店からも値下げ要求の苦しい日々。
この状態から、1つの方針と、3つのステップで変革していきます。
方針「価格競争を止める」
①ターゲット変更
20歳以上の人 → こだわりを持った熱烈ファン
②主戦場変更
スーパー、ディスカウント → 下町の居酒屋
こだわりのファンに、下町の居酒屋で、小瓶にして自分で水割りを作るスタイルを提案。
すると、徐々に焼酎「キンミヤ」のブランド力が上がっていきました。
価格競争を止め、パッケージを小さくし、おいしい飲み方を提案。
これで利益率2%から7%へ成長しました!
こういったパッケージマーケティングも見逃せません。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。