【来年も思わず注文してしまうパッケージとは?リライト「有田の金八みかん」】
【来年も思わず注文してしまうパッケージとは?リライト「有田の金八みかん」】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
普通、パッケージは「捨てられる」のが前提です。
しかし、「捨てられない」で取っておきたいパッケージがありますよね!
それが「有田の金八みかん」のパッケージ!
とっても可愛いパッケージです!
(以前の記事はこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11575337517.html )
開発コンセプトは「子供に遊んでもらおう」。
ロゴも可愛い!
みかんのようにも見えるし、ひっくり返すとおしゃぶりを加えた赤ちゃんのようにも見えます。
実際に、2012年冬に買ってみました!
案の定、私の娘の凛(当時4歳)は遊びました!
親は娘がパッケージで遊んでいるほほえましい姿を見ます。
すると、どうなるか?
お客さんの心に深くその光景が刻まれていくのです。
有田の金八みかんのパッケージが、ネーミングが、ロゴが、色が、お客さんの心の中に残っていくのです。
そして、有田の金八みかんが心に残っていたもので、
「あぁ、寒くなってきたな。そろそろ有田の金八みかんだな」
たんなる茶色の無地の段ボールなら、その場で捨てられてしまいます。
翌年、思い出されることもないでしょうね。
・・・ということで、2013年も購入!
今年は2.5kgバージョンです。
・・・すると、・・・なんと!!
パッケージがサイコロバージョン!!
こんなパッケージで来たら、もう転がすしかない(笑)!
すごろくなどするときに、「なんでやねん」とかいいながら、
笑いながら盛り上がること間違いなし!
そして、更にお客さんの心に浸透していく。
ブランド化されていく訳ですね。
「有田の金八みかん」が事例として掲載されている
「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」はこちら!
「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」
Amazon
http://p.tl/8NCy
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。